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2022年1月の記録・その4『ちはやふる展』松屋銀座 [世界の美術館&博物館]

1月17日、松屋銀座を訪れました。

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開催中の『ちはやふる展』の最終日に駆け込みました。

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“競技かるた”を題材とした少女漫画「ちはやふる」の原画や作品資料など、500点以上が出品展示された展覧会です。

残念ながら原作本は読んでおりません。知っているのは広瀬すずさんが主人公を演じた映画で「上の句編」と「下の句編」のテレビ放送を見ただけです。

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競技としての凄まじいほどの闘いが、限られた高校生生活の時間の中でキャラクター達の素晴らしい友情が描かれております。

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うわっ面の知識しか持たずに行きましたが、作者の末次由紀さんの“画”に見とれてしまいました。

特に単行本の表紙には圧倒されてしまいます。各巻ごとにキャラクターを替えて、さらにバックには四季の花々、木々が見事な色彩と共に描かれているのです!

絵画の基礎をしっかりと学んでいるのでしょうね。デザインとしてのバランスも最高でした。

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展示されていた原画だけでも「ちはやふる」の世界が、私みたいな年配でも存分に楽しめました。

2007年から連載が始まり21年9月現在で全47巻シリーズ累計2700万部を突破して、いまだに連載継続中との事で、さらなる今後の展開が気になります…

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2022年1月の記録・その3『東洋文庫ミュージアム』 [世界の美術館&博物館]

「駒込」1951年2月1日に産湯を使い、33歳で結婚するまで住み親しんだ町です。

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その駒込にこんな博物館がある事を昨年晩秋に知りました。

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本の博物館『東洋文庫ミュージアム』です。

興味を持ち訪問を決めたところ、偶然にもBS日テレの番組「ぶらぶら美術・博物館」で取り上げられて(昨年12月21日放送)期待が膨らみました。(1月9日に訪問、鑑賞)

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1924年に研究図書館として創立されて、以来約100年間で100万冊を超える蔵書となっているそうです。

2011年10月にミュージアムとして開館されてまだ10年ですが、今後話題になる事間違いなしでしょう。

目玉は2Fフロアに鎮座する「モリソン書庫」です。もちろんすべて本物!、圧巻!…

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すべての壁いっぱいに天井まで続き、しかもハシゴで蔵書を探すなどまるで映画の世界です。古くは「マイ・フェア・レディ」のヒギンズ教授の書斎、近くでは「美女と野獣」でベルが大好きな町の本屋さんと野獣のお城の書斎、などを思い出してしまいます。本好きにはたまらないです。

館内にはカフェも併設されており、中庭を望みながら落ち着きのひと時が過ごせます。

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訪問したのは1月9日で、前々日の6~7日に降った大雪(東京としては…)がカフェの中庭に残っています。

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青空のもと静かさが絶妙なハーモニーを奏でておりました…

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2022年1月の記録・その2『奥村土牛』展・山種美術館 [世界の美術館&博物館]

2022年の新年最初を飾る美術展は広尾・山種美術館で開催された『奥村土牛』展です。(1月3日鑑賞)

例年ならこの日はサントリーホールでニューイヤー・コンサートを楽しむのが恒例となっていますが、コロナでオーケストラが来日出来ずに中止となってしまいました。

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サブタイトルに「ー山崎種二が愛した日本画の巨匠 第2弾ー」とあるように、美術館創始者・山種種二が画家・奥村土牛の初期から作品に惚れ込み、家族ぐるみの交際から直接蒐集した作品群の展覧会です。(展覧会のトップタイトル画は私が大好きな、1972(昭和47)年発表の≪醍醐≫です)

展示作品の数と質に驚かされます、さすが!山種美術館です。

土牛の師匠・梶田判古と兄弟子となる小林古径との関連も紹介展示されて見応え十分!

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我が家からこの山種美術館へは乗り換えなしの電車一本で行けます。都心にありながら静かな環境で国宝級の日本画がじっくり鑑賞できるので大好きな美術館です。

昨年(2021年)10月に「速水御舟と吉田善彦」展を鑑賞しに行った際、建物に面した大通りの一角で何やら工事をしているのを見かけました。それは何と、「醍醐」の桜の植樹工事だったのです。

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京都の本家・総本山醍醐寺から寄贈された枝垂れ桜です。まだ高さ約4mほどの苗木ですが、これからの成長が楽しみでなりません。都心のど真ん中で「醍醐」の桜が咲き誇る姿を想像してしまいます。

山種美術館を訪問する機会が一段と多くなる事でしょう!…

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『ゴッホ展』東京都美術館 [世界の美術館&博物館]

上野の杜・東京都美術館で『ゴッホ展』を鑑賞してきました。(11月24日)

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コロナ禍の今、多少の規制緩和はされましたがまだまだ感染予防に努めなくてはなりません。

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密を避けるためにあらかじめ、日時指定の予約が必要です。

WEBからなので、スマホやPCを持っていない方はどうすれば良いのでしょうか?

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日時指定の予約が取れない方の心配をしましたが、当日の会場はなんのなんの、大勢の方がおり整列入場です。

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世界最大数のゴッホ作品を収蔵するオランダのクレラー=ミュラー美術館から50点余りとゴッホに影響を与えた同時代に画家たちから20点余りの作品群が鑑賞できます。

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たった37歳で人生の幕を自ら閉じたゴッホでしたが2千点もの作品を残したそうで、会場では子供時代から晩年に至るまでの名画が堪能できます。年代、時代別に整理されており「ヒマワリ」だけではないゴッホを存分に知ることができます。

特に注目したのが、油絵具のタッチ感覚です。モノクロの素描・版画を経てから、カラフルな油彩画を描きますがその時々に知り合う画家たちの影響が随所に感じられます。中でも盛り上がるほどの油絵具のタッチ具合が見事なのです。教科書や美術書の印刷写真では知ることが出来ない油のタッチが目の前で見られるのです!

本物の名画の持つ力です、美術展ではいつもながらに感心、感動をしてしまいます。

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「Vincent Van Gogh」、子供の頃学校では「ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ」と英語読みで教わりました。詳しくは解りませんが、戦後の進駐軍の関係もあったのでしょうか。現在では地元オランダ語読みで「フィンセント・ファン・ゴッホ」で浸透しております。「Vermeer フェルメール」は教科書にはまだ載っておりませんでしたが、「ヴァ―メール」とでも読ませたのでしょうか? もう50年も、60年も昔の話ですが…

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『寅さん記念館』&『山田洋次ミュージアム』 [世界の美術館&博物館]

晴天に恵まれた11月15日、柴又の『寅さん記念館』を見学してきました。

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七五三のお祝い日をすっかり忘れておりました。

駅前の寅さん像からすでに記念写真の撮影が行われております。

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七五三の参拝をする『帝釈天』の境内では多くの七五三家族と出会いました。

それぞれに専属のカメラマンが付いて写真撮影をしており、我々の世代ではあり得ない光景です。

晴れ着の着付け、お化粧などと共にセットになっているのでしょうね。屋外の撮影は、ハワイのウエディングなどでは良く見る風景ですが、今では七五三までに普及しているのですね。

他人事ですが、費用もかなりのものでしょうね。ま、一生に一度の記念日ですから、そこは…。

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ようやく記念館に到着です。

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何年か前に一度来ておりますが、『山田洋次ミュージアム』を含めてリニューアルされております。

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19年暮れに映画「男はつらいよ」シリーズの50作目が公開されて、その記念とお祝いで大々的に改装されました。50作品の歩みと、寅さん以外の山田洋次監督作品、さらに映画機材の遍歴までも学べます。

館内の記念写真も背景のパターンが4種類に増えて、我が家では「くるまや店内」を選びました。

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お土産はもちろん、『名物 草だんご』です。

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来年は寅年、寅さんカレンダーは当然です。

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帰りの京成柴又駅のホームで面白いものを見つけました、『Tiger Railway』寅さん鉄道の路線図です。

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東京都内の鉄道路線をベースにして、寅さんの顔がデザインされて路線図になっているのです!

文字が小さくて判りにくいのですが、京成電鉄の駅名はそのまま使われて、映画のタイトル名が50駅、さらに登場人物名が付けられています。駅番号は映画の制作番号です。

スクリーンでの寅さんは終了しても、寅さんは生きています、我々の生活の中で生きているのです…

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『速水御舟と吉田善彦』展・山種美術館 [世界の美術館&博物館]

秋晴れに恵まれた10月14日に渋谷区広尾の「山種美術館」を訪れました。

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美術館開館55周年を記念して『速水御舟と吉田善彦』展が開催中です。

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サブタイトルにあるように「早見御舟」と「吉田善彦」は師弟の関係にあり、二人の業績が鑑賞できます。

ふたり合わせて60点以上の作品が一堂に会しており十分すぎるほどの見応えです。

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正直、これまでにおふたりの師弟関係を知りませんでした。さらに早見御舟が40歳の若さで亡くなったことも…。

おふたりの出会いから始まり、初期の作品から遺作までもが堪能できる展覧会で、あらためて日本画の素晴らしさを思い知らされました。

我々の世代では、学校の美術の時間ではほとんどが西洋画・彫刻で占められておりました。教科書にはダ・ヴィンチやミケランジェロ、ルノアールやロダンなど作品の写真が満載で、ルーブル美術館やオルセー美術館などで本物を味わいたい興味に誘われたものです。

30代で結婚してからでしょうか、この山種美術館や島根の足立美術館などを訪ね歩き、日本画の素晴らしさを知るようになりました。

特にここ山種美術館ではお正月の特別展から春夏秋冬年間を通して、創立者・山崎種二氏のコレクションがいつ行っても存分に楽しめてハズレはありません。都内で訪問しやすくて機会あるごとに嬉しくてシッポを振りながら行っております。

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私の大好きな早見御舟の≪炎舞≫は第2会場となる小部屋に鎮座しておりました。国の重要文化財でもありますので、ルーブル美術館の≪モナリザ≫と同様にガラスケースに収められておりました。部屋の照明を落としてピンポイントのスポットで浮かび上がる様には身が引き込まれて、さらに身が引き締まる思いでした。これまでに数回拝見いたしておりますが、今回は地である絹本の、絹目まで鑑賞させていただきました。最高!!

オンラインでのグッズの販売も始まりました、これも時代の進化ですね。

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毎年この時期には翌年のカレンダーが販売されて季節を感じます。

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この後、11月13日からは ~山崎種二が愛した日本画の巨匠 第2弾『奥村土牛』展~ が開催予定です。

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あの≪醍醐≫が鑑賞できるのです!、楽しみでなりません…

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秋のお楽しみ 2021 [世界の美術館&博物館]

9月になりました。爽やかな秋を期待していましたが、ここ一週間ほど東京は梅雨を思わせる雨模様でおまけに気温は20℃前後、涼しさよりも寒さを感じるほどでした。今日(9月7日)は久々に日差しがありそうで、これから本格的な清々しい9月が味わえそうです。

我が家にとって秋のお楽しみに美術展や映画・舞台の鑑賞があります。予定されている美術展を紹介します。

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s-2021-10-09まで『Walls & Bridges』展・東京都美術館.jpg

s-2021-10-31まで『早見御舟と吉田善彦』展・山種美術館.jpg

s-2021-12-05 まで『縄文2021』展・江戸東京博物館.jpg

鑑賞期間の迫っているものもあり急がなければなりませんが、やはり秋の清々しい天候のもとで名画などは楽しみたいものです。

年内にひとつだけ、鑑賞が決まっている舞台があります、ミュージカル『オリバー!』です。

1968年春5月に帝国劇場でロンドンからの来日公演を観て以来ですから、53年振りのステージとなります。10月19日昼の部、市村正親さんが演じるスリの親分役を観たくてチケットを購入しました。(写真は東宝WEBサイトから)

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渋谷の東急シアターオーブは、ケリー・オハラさん、渡辺 謙さん出演のミュージカル『The King and I』以来ですから2年振りとなります。

名画やミュージカルなど生のステージに接することが大好きで、毎日の生活の糧にしており今から楽しみでなりません…!

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『イサム・ノグチ 発見への道』展・東京都美術館 [世界の美術館&博物館]

「イサム・ノグチ」の名前を聞いてまず思い浮かべるのは照明器具の「あかり」です。彫刻家であることは知っておりましたが、彫刻作品に接した記憶はありません。

そんな「イサム・ノグチ」の作品が一堂に会した東京都美術館の『イサム・ノグチ 発見への道』展を鑑賞してきました。(8月24日)

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コロナの感染予防対策で日時指定券が必要です。

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入場するとまずは数多くの「あかり」が展示され、まるで宇宙空間のような不思議な感覚に誘われます。

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石材の彫刻や建築を学んでいた「イサム・ノグチ」が岐阜提灯と出会い、軽くて誰でもが買えるような彫刻として「あかり」が誕生したとの事。光(Ligth)の彫刻は、軽い(Light)彫刻でもある、との発想には驚きながらも納得してしまいます。「あかり」は照明器具ではなくて光の彫刻なのです!

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会場にはさらに、石材による彫刻群と金属を折り曲げて「折り紙」をイメージした作品群が展示されており、芸術家としての「イサム・ノグチ」が堪能できます。

一角にはNHKの制作による3分、3分、5分の短い映像も上映されて、在りし日の「イサム・ノグチ」ご本人による作業風景や作品への想いを語るシーンなど、貴重な映像が体験できます。

石材の彫刻群は元々屋外で制作&展示がされております。残念ながらこの展覧会では、照明を落とした展示室でそれぞれの作品にピンスポットで照らされた展示となっております。展覧会なので致し方ありませんが、屋外の日差しや風雨の中、積雪の中、など自然の中の表情を空想してしまいました。

NHKの5分の映像は実際に彫刻制作が行われたアトリエや香川県高松市牟礼の「イサム・ノグチ庭園美術館」が紹介されており、屋外の自然の中での展示が写し出されます。やはり自然の中でこそ価値があると感じてしまいました。

最後に青少年用に制作配布された小冊子「ジュニアガイド」を紹介します。「イサム・ノグチ」の誕生から作品の数々を分かりやすく丁寧に解説されています。同じように「シニアガイド」も制作してほしい思いです。

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小豆島に知り合いがおり、これまでに何回か訪れては高松市も観光しています。コロナが収まりまた行けるようになればその時にはぜひ牟礼を訪れて「イサム・ノグチ」にお会いしたいものです…

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『世界報道写真展 2021』東京都写真美術館 [世界の美術館&博物館]

東京でも35℃となった猛暑の8月5日、恵比寿ガーデンプレイスの「TOP MUSEUM 東京都写真美術館」で開催中の『世界報道写真展 2021』を鑑賞してきました。

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「世界報道写真展」はこれまでにも数度足を運んでいますが、その都度必ず大きなショックを受けております。

日々の平凡な暮らしの中でも世界を見渡すと、数えきれない程の出来事が起こっております。当然の事なのですがこの写真展に行くと身をもって知らされます。特に昨年2020年は新型コロナで地球上すべてがパンデミックに襲われた時期です。

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今回の一般ニュースの部で大賞に選ばれたのが「初めての抱擁」、ブラジル・サンパウロの介護施設で感染防止用のカーテン越しに老齢の患者を抱きしめる看護師を撮影した作品です。

コロナのために面会どころか、ハグもキスも握手すら出来ない状態です。日本では、死に目にも会えずようやく抱けるのは小さな骨壺になってから…、が続いております。

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コロナ禍であっても地球上では相も変わらず、宗教、民族、思想の違いで紛争が絶えず、さらには気候温暖化で自然すら破壊されつつあります。それらの要所要所が報道写真として世界中に配信されて、その中から選ばれたごく一部の報道写真の展覧会ですが、一枚一枚の持つ重さが画面から直に伝わってきます。被写体となった世界に、空間に、時間に、思いを馳せてしまいます。計り知れない悲しみも、喜びもあり、これまでの失望や、未来への希望もが感じ取れます。現在の己の平穏な生活がなんと素晴らしいものか!…、あらためて思い知らされました。

当日、少しばかりですが幸せも味わいました。美術館を出てすぐに沖縄で有名なアイスクリーム店を見つけてしまいました。

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以前沖縄を旅行した際に食べて美味しかった!…、と妻は言いますが、沖縄へは結婚して間もなくですからもう30年以上も前のことで、丸っきり覚えておりません、ごめんなさい。

ここでは季節限定の、グアバとマンゴーのフレーバーをいただきました。とても美味しかったですが、現地沖縄では何のフレーバーを味わったのか、記憶の片りんもありません…。

恵比寿はサッポロ・ビールの街です。帰りがけに商店街の街路灯にビールジョッキを見つけました。夜の明かりはどんなものなのでしょうか? さすがビールの街、美味しさと楽しさが溢れそう!

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東京では緊急事態宣言が発令されて、現在飲食店では酒類の販売が禁止されております。レストランやビアホールの営業はどうなっているのでしょうか? キンキンに冷えたエビス・ビールは最高!!、なのですが… (飲みたいよぉ~)

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『開業130周年記念 渋沢栄一と帝国ホテル』展・帝国ホテル [世界の美術館&博物館]

『帝国ホテル開場130周年記念展』を拝見してきました。(6月29日)

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NHKの大河ドラマ『晴天を衝け』では現在、幕府から政府に代わる動乱の時期にパリ万博を体験した渋沢栄一が世界的視野を持つ経済人へと歩む重要な時代が描かれています。

その渋沢栄一が力を注いだ事例のひとつにこの帝国ホテル建設があります。1890年の開業時から20年間もの間、会長職を務めたことから思いの深さが感じられます。

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帝国ホテル本館1階・瀟洒な日本庭園横のメインロビーで開催されております。(鑑賞無料・2022年1月31日まで) [写真はホテル発行の「インペリアル・タイム誌」の2021.5-6、2021.7-8号誌から]

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入場してすぐさま目につくのが歴代の宿泊者の写真です。紹介されているのはほんの一部の方々ですが、国家元首から映画俳優までその顔ぶれには圧倒されてしまいます。

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当然ながら渋沢栄一の生い立ちが紹介されて、さらに帝国ホテル開業時の言葉も残されております。

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ホテルの備品も実物で、保存の良さに驚かされます。

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日本の礎を築いた渋沢栄一の思いが伝わってきます、限られた一部の人々の利益よりも大きな視野で国家の発展を願う偉大な人格者でもありました。

今の時代を生きる人間として感謝に堪えません。

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食事やショッピングだけでなくて、宿泊して『帝国ホテル』を存分に味わってみたいものです…!

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