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『八月納涼歌舞伎・第一部』歌舞伎座 [演劇・舞台]

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一般世間では夏休み真っ盛りの8月13日、歌舞伎座で『八月納涼歌舞伎・第一部』を観劇してきました。

まずは劇場正面右手『歌舞伎稲荷大明神』をお参り、歌舞伎を観劇できることにお礼を…。

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この『八月納涼歌舞伎』は、肩肘の張らない演目を当代の人気役者と共に若手役者の勉強の舞台でもあります。

初めて歌舞伎に接する方やファミリーにもうってつけの公演です。

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我が家で観劇した第一部は、手塚治虫の漫画を歌舞伎化した『新選組』と様々や妖怪やお化けがユーラスに競い合う舞踊『闇梅百物語』の2本立て。

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我が家では初めての鑑賞作品です。

『新選組』は、仇打ちは人殺しの連鎖と考えて如何にして辞めさせるかを手塚治虫らしい視点と考え方で若き剣士ふたりに託すストーリーで、歌之助と福之助のフレッシュ・コンビが熱演します。

近藤勇に中村勘九郎、土方歳三を中村七之助、芹沢鴨を坂東彌十郎、坂本龍馬を中村扇雀と、脇を固める配役には驚かされてしまいます。

随所に手塚治虫カラーが配置されて、懐かしさとユーモアも備えて終幕は感動すらしてしまいます。若手役者の育成も兼ねて今後も上演されることを願います。

『闇梅百物語』は役者の技量が試される舞踊で、ラストまで目が離せません。

オープニングの狸と河童に始まり、一本足の傘に雪女、挙句には骸骨の親とその子供の骸骨がふたり…。

振り付けもさることながら演じる皆さんのパフォーマンスにびっくり!、基本となる日本舞踊の基礎がしっかりと出来上がっていることをあらためて感じさせられました。

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コロナの感染予防対策がいまだに続きますが、歌舞伎の楽しさ、素晴らしさを堪能できました。

熱演する役者さんには拍手喝采するしかありません。 “ 待ってましたッ!” とか “ 〇〇屋ッ!” の掛け声が大向こうから聴ける日が早く来ることを願うばかりです…。

生の舞台の興奮が大好きです。写真は、開演前の緞帳紹介からです。

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最後に、ラッキーだったことをひとつ…。

我が家が観劇したのが13日で、すぐ後15日から第一部がコロナ感染のため中止となりました。

その後も第二部や第三部でも陽性者が確認されて中止やら代役、演出の変更など大変だったようです。

予定通りの演目・配役で観劇できたのは、入場前の『歌舞伎稲荷大明神』に参拝したおかげでしょうか?

冗談はともかく、関係者の方々のご苦労には頭が下がります。次回も素晴らしい舞台と何にも代えがたい素晴らしい感動を体験しに観劇にいきます。

よろしく、よろしく、お願いいたします…!

s-『八月納涼歌舞伎』歌舞伎座・上演中止から再開ご案内.jpg

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