各地のおいしいブランド米 [食べ歩き]
お米の消費が減り続けているそうですが、最近は毎年のようにおいしいお米が発表、販売されております。いわゆる特Aクラスと呼ばれている特急米です。各地の研究所が時間をかけて開発をしたおいしいお米です。最近の主なブランド米が新聞に掲載されました。
時計回りにパッケージを紹介します。まずは2009年に販売が開始された北海道の“ゆめぴりか”です。
続いて2016年、今年発売されたばかりの岩手県の“銀河のしずく”
山形県の“つや姫”は2010年に発売開始
佐賀県の“さがびより”は2009年から販売されて
新潟県の“新之助”は2017年今年の秋から販売予定です。日本を代表するお米“コシヒカリ”を生み出した新潟県で、その“コシヒカリ”を上回るおいしさを作り出したそうです。当然ながら我が家の食卓にはまだ上がっておりません。発売開始が今から楽しみです!
最後の写真は青森県初の特A米“青天の霹靂”、そのネーミングにも驚かされましたが予想をはるかに上回るおいしさにもビックリです!
夫婦ふたりの我が家では、5kgを買えば約2ヶ月はもちます。年齢とともに食事の量は年々減ってきて、量よりも質となり、美味しいものを少しだけ食べたい欲求があります。日本各地の研究所で開発生産されるおいしいお米に大喜びしてしまいます。食べたい欲求は元気の印でしょうか…?
居酒屋『庄や』高松駅前店で地元の味を堪能… [食べ歩き]
先日“うどん県”を旅行した時に、居酒屋『庄や 高松駅前店』を利用しました。あらかじめネットで検索をして目星をつけたお店に行ったところ予約で満席とのこと、仕方なく入ったと言うのが本音です。全国展開する大手の居酒屋チェーンで、値段は安いけれどありきたりの居酒屋メニューだろう…、と考えておりました。少しだけおなかの足しになればいいや…と、思いながらの入店です。
メニューを見てビックリです。“四国山陰地区 グランドメニュー”と名付けられたそこには、東京ではお目にかかれないような商品が並んでおります。“ねぶとの唐揚げ 580円”、えっ、“ねぶと”って何?おもわず店員さんにたずねてしまいました。“ねぶと”と言う小魚で、サクっ、カリっ、で美味だと言います。その日の入荷を調べてくれて、早速注文です。見た目以上のおいしさでした。
普段東京では食べられないような商品を次々に注文です。“瀬戸内産 活ニシ貝の刺身・450円”、
“丸亀名物 骨付き鶏・580円”、食べやすくカットしていただきました。
“高知名物 うつぼのたたき・980円”や“愛媛産 真鯛刺身・630円”
四国ではありませんが“鳥取 砂丘らっきょう・350円”はあっさりおいしくいただきました。
“徳島名産 鳴門わかめと桜エビかき揚げ・500円”や“宇和島名物 じゃこ天・490円”などなど…
それぞれがおいしくて、夫婦ふたりでワインのボトルが空いてしまいました。たかが居酒屋などと考えて入ったことを後悔しながら、野菜サラダにごはんを頼んで…、すでに満腹です。
ほかにもメニューには、“宍道湖産しじみのラーメン”や“高知屋台の焼き餃子”、“広島のお好み焼き”、地元の“讃岐うどんやしょうゆ豆”、までもがありました。当然ながら日本酒や焼酎の品揃えも豊富です。観光客にはその土地の名物料理が手ごろな価格で味わえて、からだにもお財布にもやさしいお店です。
帰り間際に定年退職の記念旅行だと告げて記念写真を撮ってもらったところ、退職記念にと販売用の“佐渡の海洋深層水”のペットボトルを2本プレゼントされてしまいました。思いがけないプレゼントにビックリしながらも大喜びをしてしまいました。
たかが居酒屋と高をくくって入りましたが、申し訳ありませんでした、充分に満足させていただきました。北海道から九州・沖縄まで、それぞれの地区でそれぞれの名物が用意されているのでしょうか?機会があったらまたぜひ利用したいものです。そしてこのお手軽価格を維持してくださることを願っております…。(メニューの写真は、お店の公式HPから転載させていただきました)
東京駅 『駅弁と八重洲地下街』 [食べ歩き]
一番最近に“駅弁”を食べた記憶をたどると、14年3月に出雲大社を旅行した時に、米子駅から大社駅にむかうJR山陰本線の車内で朝食代わりにいただいたのが最後です。もう2年も前の事です。
宍道湖を車窓に見ながらいただいた記憶が戻ります。一番の思い出は、両方のお弁当共にお漬物が“奈良漬け”だったことです。普段東京ではほとんど食べません。“奈良漬け”ひとつでそこが関西圏であることを実感しました。
JR東京駅内のコンコースに全国の駅弁を集めたお店があり、かなりの評判になっております。久々に“駅弁”を食べたくなり、東京駅に行ってきました。人々がごった返す東京駅中央コンコースで目指すお店はすぐにわかりました。『駅弁屋 祭』と『駅弁屋 踊』が隣り合うように競い合っております。まずは、『駅弁屋 祭』です。
常時170種類の駅弁を揃えているそうで、圧巻されてしまいます。店内はどこに何があるのかわからないほどお客様でごった返しております。大きなスーツケースを引きずりながらの外国からのお客様も多く見かけられました。持ち帰る方が多いのでしょうか、数多く、種類を多く、購入しているのがわかります。当然のように、レジは長蛇の列です!
隣り合う『駅弁屋 踊』は、カウンターだけのお店です。すぐさまに新幹線などの車内で食べる方はこちらのお店がスムーズで便利です。
私たち夫婦は、産地別のお寿司系のお弁当を3種類ゲット! いずれもおいしかったです!!
次回は、カニやエビ、イクラやホタテ、などの海鮮系にしましょうか、あるいは和牛やタンなどの肉系にしましょうか、迷ってしまいます。それだけ種類が豊富なのです。釜飯系も捨てがたいし…
東京駅に来たついでに、『八重洲地下街』を散策をしました。かなり昔ですが、営業職で外回りをしている頃に、ここでよく昼食をいただきました。もう40年も前のことです。その頃の記憶が思いさせないほど様変わりをしておりました。当時20代の青年が、今年定年退職する年齢に達していますので、当然のことでしょう。
地下街に展示されている記念像をふたつ紹介します。まずは、“八重洲”の名の元となったオランダ人“ヤン・ヨーステン”の像です。
西暦1600年に難破したオランダ商船の乗組員で、後に家康に認められて江戸に住み、その地が彼の名前“ヤン・ヨーステン”にちなんで“ヤエス(八重洲)”になったそうで、全く知りませんでした。
もうひとつはイタリアからの“幸運の仔豚像”です。レプリカですが、日本流になでると幸せにあずかれるとあって部分的にピカピカになっています。
私も、なで、なで、をして…。幸せも当然のように欲しいけれど、健康でいられるように願いました。まずは、健康でないと幸せは感じられないと思いながら…
『ふぐ料理』で祝う誕生日! [食べ歩き]
2月28日、妻の誕生日だったのでお祝いを兼ねてふぐ料理を食べに行きました。『ふぐ』、よくよく考えてみると一番最近は2006年2月、甥っ子の結婚式の帰りでした。と言うことは、なんと10年振りだったのです!? やはり庶民の食べ物ではないのでしょうか?
いやいや、そんなことはないでしょう、私たち夫婦でも食べられるのですから…。結婚前後は、築地・勝どき橋脇の『天竹』によく行きました。その後は安価で提供するチェーン店が出来て、そのお店を利用しております。今回利用したのもその『玄品ふぐ』です。上の写真はコースで一番安い『玄』です。(写真は2人前)
内容は、お通し感覚の“湯引き”から始まり、
“てっさ(ふぐ刺し)”に続いて“てっちり(ふぐ鍋)”となります。“てっさ”は“ぶつ刺し”にも変更できます。
その間、私は“ひれ酒”をたしなみます。火をつけるパフォーマンスもあります。
熱燗酒を追加注文して、ひれの香りを存分に楽しみました。〆は当然のように“雑炊”です。
塩味でいただく雑炊は“ふぐ鍋”ならでは…! “香の物”と“デザート”のアイスクリームまで付いて、一人前なんと3,980円です。この値段で、この量、この味、大満足です。単品で注文するよりかなりお徳です。さらに、誕生日当日だったので、お店のインスタント・カメラ、チェキにて記念写真を撮っていただきました。なんとメッセージ・カード仕上げです。
微笑ましいカードに大喜びをしてしまいました。おまけに、誕生月ならばWEBサイトの“ホット・ペッパー”あるいは“ぐるなび”のクーポンを持参すると、“玄品ふぐ特製ポン酢”が頂戴できます。私が2月1日、妻が2月28日なのでそれぞれを持参したところ、2本もいただいてしまいました。
お土産まで頂戴して大満足です。店長さんもスタッフの方々も皆さん若くてハツラツとしており、実に気持ちの良い食事会となりました。
次回もぜひ利用させていただくつもりです。10年も経たないうちに…
本場の『讃岐うどん』が食べたぁ~い! [食べ歩き]
讃岐うどんが大好きです。出かける先でうどん屋さんがあると飛び込んでしまいます。写真は上野の『うどん宮武』の店先です。
新橋にある、香川県と愛媛県のアンテナショップには『かおりひめ』があります。
本場高松を旅行した時には、繁華街にある『こんぴらや』や『めりけんや』など、セルフの店を利用しました。
ハワイでもうどんをいただいております。ワイキキ・クヒオ通りの『丸亀うどん』に、
アラモアナ・ショッピング・センターの『伊予うどん』です。
こんなうどん好きの私ですが、TVなどで紹介される“製麺所”のうどんはまだ食べた事がありません。一度ぜひ試してみたいと常々思っております。高松には、うどん店を巡るタクシーや観光バスがあるそうです。調べてみました。まずはバスですが、
半日コースで800円、2ヶ所くらいのうどん店を巡ります。タクシーでは、中型で1時間4700円からでバスと比べて多少割高ですが、うどんに関する知識の認定書を持つ運転手が、お客様の希望によるうどん店を案内してくれるそうです。
うどんが乗っているユニークなタクシーです。気分も満点ですね。
益々、讃岐うどんが食べたくなってきました。よしっ、今度高松に行ったなら“製麺所”のうどんを食うぞォっ~。 楽しみだなぁ~!!
ニュートーキョー数寄屋橋本店 [食べ歩き]
私の青春と共に歩んできたビア・ホール『ニュートーキョー数寄屋橋本店』が改築のため3月8日で閉館となります。20代の10年間に勤めていた会社がすぐ近くにあったのでランチから帰りの一杯まで多彩に利用しておりました。さらに2階の和食、その上の中華、地階のイタリアンなども数え切れないほどの回数を楽しませていただきました。77年の歴史を持つお店で、私とは43年間ものお付き合いをさせていただいた事となります。
2月末に6人の親しい友人と新年会を行った後、二次会として出向いたところ、感謝DAYとして生ビールが1杯77円で提供されており、びっくりするやらありがたいやら、多いに盛り上がってしまいました。
通常のサッポロ生ビールはグラスサイズで¥458します。そのサイズで77円なのです!!…
ここのお店で私のお気に入り料理は、まず“ソーセージの盛り合わせ”、
続いて“カミカツ”、“ジャーマン・ポテト”そして“生ハム”です。
この年になり、ビールを飲む量はかなり減っております。若いときはビール一辺倒で、見境も無くガブガブやっておりました。味も何もあったものではありませんでした。今は提供されておりませんが、昔は陶器製の馬鹿でかいジョッキでいただいたこともありました。さらに、ハーフ&ハーフや生の黒ビールの味を知ったのもここのお店です。
青年期から今のシニアになるまで、数限りない思い出を作ってくれたお店が一時期とはいえ、なくなってしまうのがとても寂しく感じられます。後何年後か知りませんが新装成ったお店に、お祝いで駆けつけることはできるのでしょうか? いや、行きます!絶対に…。それまでお酒はたしなむようにして、健康な生活を心がけましょう。出来るかな…?
讃岐うどん 大好きっ! [食べ歩き]
讃岐うどんが大好きです。本場の讃岐へは以前、仕事の出張を始めとして個人旅行でも何度も訪れております。高松市内のうどん店をはしごしたこともあり、中でも高松駅前の“めりけんや”がお気に入りです。大手のチェーン店のひとつですが、観光地の金毘羅参道の手打ちのうどん店より味は、はるかに上でおいしいです。(個人的感想ですが…)
この“めりけんや”はJR四国と業務提携をしており、その関係で都内の、浜松町、秋葉原、大崎、恵比寿、上野、新橋、田端などのJR駅や駅近くで味わう事ができます。
上野駅前にこの春、“うどんの宮武”がオープンしました。創業は昭和23年、うどんの本場・丸亀から材料を仕入れているそうです。
丸亀といえばハワイ・ホノルルに数年前に“丸亀製麺”がオープンして、ハワイに行くたびにそのおいしさにお世話になっております。日本と変わらない味と低価格が魅力です。
メニューの表示が違うのと、支払いが円でなくて$ドルなのが違うだけです。本場と同じセルフ・サービスでトッピングの天ぷらもおいしくて、讃岐うどん好きにはたまりません。先日、帝国劇場にミュージカルを観に行った時に、地階の楽屋入り口のまん前に“日比谷帝劇ビル店”が出ており、ビックリするやら嬉しいやら、これからは東京でも食べられることに感謝です。調べてみると、国内に850店舗、海外に69店舗を展開しているとのこと。寿司に続きうどんもそれだけ世界中でブームになっているのですね。ただし東京では、短パンにTシャツ、ビーチ・サンダル姿では行かれませんよね…。
海外で特にアメリカで、おいしい和食が食べられるのは嬉しい限りです。行列が出来るほどの人気がある“丸亀製麺”に続き、ハワイではこの6月にアラモアナ・ショッピング・センター2階に“伊予製麺(IYO UDON)”が米国1号店としてオープンしたそうです。
讃岐うどん大使としては、食しに行かなければなりません。次回のハワイ旅行が楽しみです。コシのある麺に、出汁の旨みと揚げたての天ぷら、ギュッとしぼったスダチをかけて、たまりませんなァ~。考えただけでも唾が出てきます…
横浜。中華街 食べ放題 [食べ歩き]
マリンタワーを訪ねたあと、中華街で食事を楽しみました。
ネットで調べたお店で、時間無制限1、980円で食べ放題です。クーポンを印刷して持参すればドリンクバー(ソフトドリンク)320円が無料になります。 メニュー見ると料理の数は118品あります。ほかに杏仁豆腐やヨーグルトなどのデザートが6種類と自分で作るソフトアイスクリームがありますので、合計なんと125種類が食べ放題となります。
これほどの種類があっても実際に食べられるのは限られてしまいます。 私たち夫婦が実際に注文したのは5品ずつ4回計20品に、自分で取りに行くデザートにソフトアイス。これでギブアップ、もう満腹です。いくら食べ放題といってもそうそう食べられるものではありません。まして夫婦合わせて118歳になる年齢なのですから…
〈私たちがいただいた料理の一部です〉
味は日本人向けになっているのでしょうか、クセがなくてふつうの中華料理やさんの味です。 以前に10回ほど行った香港の本場の中国料理が懐かしく思えます。香菜など個性のある味がアクセントを作り、美味しさを演出しておりました。それにしても100種類以上が1、980円で食べ放題なのですから文句は言えません。
探せばもっと安い店があります。食べ放題で1、680円 です!
さすが横浜中華街です。大皿にのった料理を取りに行くバイキング方式ではなくて、一品一品、オーダーでの注文式です。儲けはあるのでしょうか?
さて次は、どの店に行こうかしら? と言うより、しばらくは中華料理はいらない気分です、ゲップ、失礼!!!!
ムール貝のワイン蒸し [食べ歩き]
ムール貝のワイン蒸しを我が家で初めて作ってみました。
〈初ムール貝のワイン蒸しby純爺〉
きっかけは隣町の鮮魚店でムール貝が販売されていたからです。 地元にはまともな魚屋さんがなくて、美味しいさかなが食べたくなると隣町のこの鮮魚店まで出かけます。店頭のムール貝を見つけて即購入してしまいました。100g50円、1キロ買っても500円でした。産地を見ると、広島県になっております、牡蠣と同様にムール貝の養殖も盛んなのでしょうか?
にんにくを包丁で叩いて潰し、オリーブ・オイルで軽く香りが出るまで炒めて、セロリと玉ねぎのみじん切りを加え、貝殻の汚れを取り、ヒゲ状のモジャモジャ(器官なのでしょうか?私には不明です…)を取り去ったムール貝を投入、白ワインを加えて少量の塩とコショウをふり、サッと蒸しあげて完成です。初めてなので出来栄えはわかりません。味よりも鍋いっぱいになった量に感激してしまいました。初めてにしては上出来の味で、惜しくは蒸し時間が少しだけ長かったようで、身が少し縮んでしまった事です。次回への反省点です。
そもそもムール貝なるものは、普段パエリアに入っているひとつかふたつを食べるだけで、一度にたくさんの数を食べることはありませんでした。ところが05年6月に訪れたパリで、このムール貝のワイン蒸しをいただき、その美味しさにビックリしてしまい、とりこになってしまいました。 ベルギーの有名なムール貝専門店『レオン・ドゥ・ブリュッセル』が、パリに初進出した「サンジェルマン店」でいただきました。 イタリア産のやや小ぶりなムール貝が、一人前に50個ぐらい入り、フレンチ・フライとパンが付いて 10,3ユーロ、当時のレートで約1400円でした。あっさりしてまだまだ食べられる感じで、スープも飲み干せるほどでした。この味が忘れられずに今回、我が家での初ムール貝に挑戦となったわけです。当然お店の味にはかないませんが、そこはオヤジの手料理として我慢してもらいましょう。 さて次は何に挑戦しようかしら……?
〈サンジェルマン店外観〉
〈これが一人前、かなりの量があります〉
『UENO 3153』うえのさいごーさん [食べ歩き]
今春東京には新名所が次々にオープンしました。山ノ手の渋谷にはミュージカル劇場“東急シアターオーブ”を含む複合施設『渋谷ヒカリエ』が、下町には日本のランド・マークとなる『東京スカイツリー』と関連施設がそれぞれオープンして話題を呼んでいます。 さらに下町の代表・上野に先月9月15日に新しいグルメ・ビルがオープンしました。 その名も『UENO 3153』、うえのさいごーさんと読み、西郷隆盛像の足元に建ちます。ここは以前、上野百貨店が経営して、1階は雑貨店や衣料品店など2~30店舗が引きめき合って、2階には元祖ファミリー・レストランと呼ぶべき和・洋・中すべてが食べられる大衆食堂『聚楽台』がありました。ゴテゴテとした中華風に装飾された店内にはテーブル席から大広間の座敷まであり、東京っ子はもとより地方からの上京客で連日大賑わいをしておりました。 わたしも子供の頃、よく食事をしたものです。デパートの大食堂より遊び心があったことを覚えています。
〈2008年4月撮影・朝日新聞より〉
建物の老朽化と多様化されるニーズに応えるために4年間の年月をかけて建て替えられました。
〈工事中、2011年6月6日撮影〉
どのような建物で、何ができるのか楽しみにしていたところ、総ガラス張りの斬新なビルが出来上がりびっくりしてしまいました。ビルの名前も『UENO 3153』、最初にこの名前を見たときはわかりませんでしたが、すぐに3153をさいごーさんと読むことを察しました。
〈オープン間近、2012年9月11日撮影〉
〈ライトアップされた西郷像、2012年9月13日撮影、朝日新聞より〉
オープンして10日目にランチをいただきました。1階にはコンビニとファースト・フード4店舗からなるフード・コートで、地階から3階までに寿司、ステーキ、焼肉、ビア・レストランなど8店がはいっております。平日(9月24日・月)の昼にもかかわらず大勢のお客様でごった返しておりました。 昔の『聚楽台』の気さくな大衆食堂の面影は一切ありません。それぞれが今風の洒落て、少しおすましなレストランです。新しいせいもありますが、従業員の接客も心地よく、美味しくいただきました。 上野駅隣、目の前には鮮魚マーケットで有名なアメ横があり、立地は最高…。屋上のテラスからは西郷像の建つ上野公園へと続いております。西郷さんがしっかりとこれからの新しい上野を見張っていることでしょう。上京の際はぜひ一度お立ち寄りください…。上野の森の美術館たちも賑わっております…。
〈西郷さん像、9月24日撮影〉