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ムール貝のワイン蒸し [食べ歩き]

  ムール貝のワイン蒸しを我が家で初めて作ってみました。

s-初ムール貝ワイン蒸し.jpg                                                                   〈初ムール貝のワイン蒸しby純爺〉

きっかけは隣町の鮮魚店でムール貝が販売されていたからです。                                 地元にはまともな魚屋さんがなくて、美味しいさかなが食べたくなると隣町のこの鮮魚店まで出かけます。店頭のムール貝を見つけて即購入してしまいました。100g50円、1キロ買っても500円でした。産地を見ると、広島県になっております、牡蠣と同様にムール貝の養殖も盛んなのでしょうか?

にんにくを包丁で叩いて潰し、オリーブ・オイルで軽く香りが出るまで炒めて、セロリと玉ねぎのみじん切りを加え、貝殻の汚れを取り、ヒゲ状のモジャモジャ(器官なのでしょうか?私には不明です…)を取り去ったムール貝を投入、白ワインを加えて少量の塩とコショウをふり、サッと蒸しあげて完成です。初めてなので出来栄えはわかりません。味よりも鍋いっぱいになった量に感激してしまいました。初めてにしては上出来の味で、惜しくは蒸し時間が少しだけ長かったようで、身が少し縮んでしまった事です。次回への反省点です。

そもそもムール貝なるものは、普段パエリアに入っているひとつかふたつを食べるだけで、一度にたくさんの数を食べることはありませんでした。ところが05年6月に訪れたパリで、このムール貝のワイン蒸しをいただき、その美味しさにビックリしてしまい、とりこになってしまいました。                     ベルギーの有名なムール貝専門店『レオン・ドゥ・ブリュッセル』が、パリに初進出した「サンジェルマン店」でいただきました。                             s-パリ・レオン看板01.jpgs-パリ・レオン看板02.jpgs-パリ・レオンのムール貝01.jpg                                    イタリア産のやや小ぶりなムール貝が、一人前に50個ぐらい入り、フレンチ・フライとパンが付いて 10,3ユーロ、当時のレートで約1400円でした。あっさりしてまだまだ食べられる感じで、スープも飲み干せるほどでした。この味が忘れられずに今回、我が家での初ムール貝に挑戦となったわけです。当然お店の味にはかないませんが、そこはオヤジの手料理として我慢してもらいましょう。                  さて次は何に挑戦しようかしら……?

パリ・レオン、サンジェルマン店外観.jpg                                                         〈サンジェルマン店外観〉 

                                       パリ・レオンこれで一人前.jpg                                                                  〈これが一人前、かなりの量があります〉 

                                 


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ponko310

ムール貝はベルリンでも1キロ5ユーロぐらいで、9月~4月までの寒い間だけ買う事ができます。私もセロリ玉やニンジン、ポワロ―を加えて白ワインで蒸し煮ですよ。深皿に盛って蓋の開いた貝を一つ食べてから、その貝をピンセットのように使って他の貝の中身を食べて行きます。ギリシャに行った時に、海岸の岩にいっぱいくっついていたので、そのまま生で食べてしまった事もありました。ここではごくたまにアサリも見掛けますが、かなり高いのでまだ3回ぐらいしか買ったことはありません。そもそも、ベルリンでは海のものを手にするには財布のひもをかなり緩めておかないとならないんですよ。その代わり、なまずや鱒などの淡水魚が良く手に入ります。

by ponko310 (2013-05-08 03:56) 

長老純爺

ponko310様

コメントありがとうございます。

貝好きの私でも、いまだに生のムール貝は食したことがありません。
流通の発達した日本でもまだ生食は無理のようです。ぜひ一度味わってみたいものです。

以前パリを訪問した時は、生牡蠣をめっちゃたくさんいただきました。種類も豊富で日本では考えられないほどの量を、シャルドネと共に…
思い出すと生唾が出てきます。ゴクッ…



by 長老純爺 (2013-05-11 10:46) 

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