『チョコレート展』・国立科学博物館 [世界の美術館&博物館]
チョコレート大好きです!!! 国立科学博物館で『チョコレート展』なるものが開催されていたので行ってみました。
入場券も会場の入口も、チョコレート、チョコレート、チョコレートだらけです。 入館するとチョコレートの原点・カカオの原木と実物の実が展示されて、チョコレートの故郷を訪れた感じです。そのカカオの実がいかにしてチョコレートになるのか、製造過程を温度などを体感して、映像と模型で知ることができます。ココアとチョコレートの違い、製造の別れ目を初めて知りました。
チョコレートは当初飲み物として、しかもホイップして飲まれており、日本にも江戸時代に薬用として飲まれていたことが記録に残っているそうです。その後、世界各地で板チョコの生産が始まりますが、世界大戦で日本はカカオの輸入がストップして製造が止まり、戦後再開されたのが昭和26年(1951年)私の生まれた年だったことを知りました。私の人生が戦後の日本のチョコレートの歴史なのです。オランダのバン・ホーテン、スイスのネスル、アメリカのハーシー、お馴染みの名前が続々とその歴史に登場します。さらに会場では、50年代から2012年までに生産された日本のチョコレートのパッケージと、時代時代のTVコマーシャルの映像も楽しめます。森永、明治、ロッテ、不二家、すべて見覚えのあるパッケージと懐かしいTVの映像で、その場でチョコが食べたくなったほどです。
〈外国のパッケージの数々〉
記念写真で私のパッケージを作り(撮影)ました。
このパッケージはショップで、その場で撮影した写真を入れてひとつ700円で販売されたものと同じものです。本物はちゃんと中身のチョコが入っておりますが…
〈カカオの木と実を勉強する園児たち、みんなチョコ大好きでしょう!〉
以前パリを旅行した際、スーパーのMONOPRIX(モノプリ)でカカオの含有率が違う板チョコを見つけて食べ比べたことがあります。通常のミルクチョコと、含有率が20%、40%、60%さらに80%のチョコ、5,6枚を買い求めて(1枚1ユーロ程度の値段だった)ホテルで食しました。カカオが増えるほどビターになり、80%のものは、これがチョコ?、と思ってしまうほど日頃のミルクチョコとは、かけ離れた味です。その時は、この苦さがおとなの味さ!…、などと通ぶっていましたが、美味しさは感じられませんでした。やはりミルクチョコが一番似合っているのでしょう、私の生活では…。
会場を後にしてふと感じました、チョコの香りが会場にあればもっと良かったのに……
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