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映画『アバター』TOHOシネマズ日比谷IMAXレーザー3D [お気に入りの映画]
今年最後の映画を観てきました。(12月25日・日曜日)
選んだのは『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』です。
クリスマスの日曜日で学校は冬休み、一般世間では給料やボーナスも支給された後なので映画館も大混雑しております。
どうせ見るなら制作意図がはっきり伝わる「IMAX レーザー 3D版」にしました。
TOHOシネマズ日比谷ではこの作品のためにIMAXのレーザー上映機材が導入されたばかりです。
さらにこの作品は通常の映画撮影のコマ数を超えるハイ・フレーム・レート(HFR)で撮影されて、驚くほどの鮮やかな映像が楽しめます。
ただし、通常のシニア料金1200円に加えて、IMAXレーザー料金600円、3D料金400円(専用メガネ料金込)、ハイ・フレーム・レート料金100円が加算されて、ひとり2300円もの料金になりました。
売店も長蛇の列で、上映時間に間に合わずに列から離脱する人があちこちに見られるほどでした。
通路も『アバター』一色で観る前から興奮度MAXです。
前作が公開されたのが2009年、その映像に度肝が抜かれるほど興奮しましたが、今回はそれをはるかに超えております。3時間を超える長尺ですが退屈するどころか次の展開が待ちきれない程ワクワク、ドキドキ感に見舞われます
ハイ・フレーム・レートで撮影されてIMAXレーザーの3D上映…、言葉では表現ができないくらいの映像美です。
加えて前後左右に上からも降り注ぎ体中を包み込むクリアすぎる音響…。
「映画は映画館で見る物…」、子供の時からの信念ですが、あらためて間違っていないことが確認できました。
通常のシニア料金2本分に相当する料金でしたが、それだけの価値は充分にあります。追加料金があれば喜んでお支払いするほどの充実感があります。
ジェームズ・キャメロン監督には5部作の構想があるそうで、次回作が今から楽しみで楽しみでたまりません。
「スターウォーズ」みたいに完結までにはかなりの年月がかかるのでしょうか? 私が生きている間に残り3作品を実体験したいものです。
映画が好きで良かった、映画大好きです!!
結婚38周年記念お泊りディズニー ③ ディズニー・フォト編 [ディズニー]
プロのカメラマンのよるディズニー・フォトを楽しみました。
これまでカメラマンによる撮影はキャラクター・グリーティングがメインで、パーク内のフォト・スポットでの撮影は限られておりました。
CGと合成する新たな撮影が登場しましたのでチャレンジしてみました。
クリスマス・スポットではミッキーマークの雪が降り…
夕方からはラプンツェルのランタンが夜空を飾ります…
アトラクションやパレードなど体感した思い出と共に、ディズニーならではの思い出を画像で残す楽しみを再発見した一日でもありました。
結婚38周年記念お泊りディズニー ② ディズニー・シー編 [ディズニー]
お泊りディズニーで楽しむのは「東京ディズニー・シー」で、携帯の<eチケット>画面もありますが念のためプリントした紙チケットも持参します。
コロナによる規制が緩和されて入園者の増加が報道されており、9時開園ですが土曜日でもありホテルを早めに出発してパークには7時半に到着です。
が、着いてみてビックリ、すでに長蛇の列が出来上がっております…!!
先頭の方は何時から並んでいるのでしょうか? 天気は良いものの寒風が吹く冬の朝です。
この人数のせいでしょうか、9時開園が8時15分に繰り上げられました。
それでも、セキュリティー・チェックを受けて私たちが入園できたのは9時半を回っておりました。
お目当てのアトラクション「ソアリン:ファンタスティック・フライト」に向かいますが、皆さん考えることは同じでここでも長蛇の列です。列の整理をするキャストは “ここから200分、3時間20分待ちになります!” と叫んでいます。並ぶしかありません…
昼12時半になりようやく入口です、STANDBY表示は “180分” になっていました。
このアトラクションは20年近くも前ですが、オーランドの「ウオルト・ディズニー・ワールド」でニュー・アトラクションとして初体験しております。舞浜に出来てからは、初回はエントリーにはずれて乗れず、翌年スタンバイ・パスで日本版を体験、今回で3回目のフライトとなります。
アメリカ版はカリフォルニア上空をフライトしてマジックキングダム・パークに戻る映像でしたが、後発の日本版は世界各地を旅行するバージョンに変更されて、そのCG映像には目が眩むほどの美しい出来栄えとなっております。特にラストの東京の夜景にはウルウルしてしまうほどの現実味があります。長蛇の列になる人気が痛いほどわかります!
お昼の「ディズニー・クリスマス・グリーティング」はミッキーとサンタの後ろ姿が見えただけ…
ここ「ディズニーシー」でのお気に入りは「スモーク・ターキー・レッグ ¥800」でしたが、無くなってしまいました。代わりに登場したのが「テリヤキ・チキン・レッグ ¥600」で、やわらかくて美味しいのですが小ぶりで食べ応えはかなり減ってしまいました。
レストランもポップコーンの屋台もすべて長蛇の列です。当然ながらトイレも…
見たかったハンガー・ステージでの「クリスマスタイム・ウイズ・ユー」もブロードウエイ・シアターの「ビッグバンドビート ~ア・スペシャルトリート~」も、エントリーにはずれて鑑賞出来ませんでした。応募数は相当な数だったのでしょうね。
立ちっぱなしだったので座って楽しめる「タートル・トーク」に行きました。ここでも待ち時間は45分…
唯一エントリーに当たったのが今話題となっているナイトタイム・エンターティメント・ショウ「ビリーヴ! ~シー・オブ・ドリームス~」です。
「ソアリン」の待ち時間を利用してエントリーに挑戦、鑑賞エリア内のM24番&M25番が当たりました。
ラッキー!…、ですが開場から開演までここでも1時間半も待たねばなりません。
ハーバー(湖面)に面して座って鑑賞する場所(地面)です。
靴を脱ぎ持参したエコバッグをシートにして開演をまちます、周りも後ろもギッシリ、人、人、人、…
制作費95億円をかけたと言われるほど舞浜では最大・最高のショウに出来上がっており、オーランドの「エプコット」で観た大掛かりなショウが思い出されて大興奮してしまいました。
レーザー光線と花火が盛大に夜空を飾り、湖面に建つ「ホテルミラコスタ」の壁面にはプロジェクションマッピングによる映像が写し出されて、お馴染みのディズニーキャラクターとディズニーミュージックで壮大なストーリーが展開されます。ディズニーシーでこれほど興奮したのは初めてではないでしょうか。
朝7時半から14時間ものディズニーシー滞在はその多くが、ほとんどが待ち時間でした。それでも38回目の結婚記念日の思い出となる興奮もありました…
結婚38周年記念お泊りディズニー ①シェラトンホテル編 [国内旅行]
めでたく38回目の結婚記念日を迎えるにあたり、30回目から恒例となっているお泊りディズニーの旅を楽しんできました。
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルに泊まる1泊2日の小旅行です。
東京ディズニーリゾートのパスポート券購入と合わせて10月3日に予約を入れました。
合わせて全国旅行割も申請して、ひとり5000円のふたりで1万円が割り引かれて、さらに千葉とく旅キャンペーンの1000円クーポン券が6枚(ひとり3枚)が付属されます。ラッキー!
宿泊するお部屋にはいつもながらデコレーション・タオルと共に挨拶状がそえられています。
ほかにも、チョコ、クッキー、フルーツが盛り込まれたウエルカム・プレートも用意されており嬉しいかぎりです。
夕刻のカクテル・タイムに合わせてクラブ・ラウンジへ…
ふたりでささやかながら乾杯!
この一杯のシャンパンがこの一年の締めくくりであり、来年も健康で暮らせるようにとの祈りでもあります。
訪問直前に宿泊料金を検索したら、なんと、なんと、我が家の料金の倍もの金額になっておりました。
フレキシブル料金で金曜日なので当然なのでしょうね。我が家としては手が出ませんが…。
やはり早めの予約がお勧めです。
翌日の「ディズニー・シー」のパスポート券を購入しており、最新のナイト・ショー「ビリーヴ!」を楽しみにしていますが、お天気(気温)と混雑が気になります…
映画『すずめの戸締り』TOHOシネマズ日本橋 [お気に入りの映画]
我々シニア世代でも興味を注がれるアニメ作品『すずめの戸締り』を観てきました。(11月12日・TOHOシネマズ日本橋 スクリーン7)
公開2日目でもありますが、シネコン1館1日で16回上映するほどの意気込み、盛況です。日本全国で数えるとどれほどの上映回数で、どれほどの観客が動員されたのでしょうか?
16年『君の名は。』19年『天気の子』に続く新海誠監督作品ですが、ディズニーのアナログ・アニメーションで育った我々世代でも心を揺さぶれる感動作品に仕上がっています。
ディズニーでもなく、ジブリでもなく、現代21世紀における新海ワールドに、ただただ圧倒されるばかりです。
計算しつくされたストーリー構成、考えが及ばないキャラクター設定、そして言葉にはならないほどの映像美…、アッと言う間の122分で、見終わったあとの余韻は例えようのないほど深いものでした。
「新海誠芸術」が燃え続けてさらなる発展を願い、3年後にあらたなる新海ワールドに会えることを期待しております。
劇場公開2ヶ月前に、すずめと一緒に戸締りの練習をした爺さんです…
『美をつくし 大阪市立美術館コレクション』展・サントリー美術館 [世界の美術館&博物館]
大変大きな間違いをしていました。
今春オープンした「大阪中之島美術館」の所蔵作品が東京にお目見えする展覧会だと思っていたのです。
訪問直前にチケットを良く良く見ると「大阪市立美術館」でした。(11月5日鑑賞)
大阪への訪問回数も少なくて「キタ」と「ミナミ」の区別もいまだに判りません、ごめんなさい。
開館が1936年でまもなく90周年を迎える日本でも有数の美術館なのです。
今回の展覧会で私にとっての収穫は美術館へ寄贈されたコレクションについてです。「国立西洋美術館」の収蔵品のメインが「松方コレクション」であるように、この日は「田方コレクション」「山口コレクション」「阿部コレクション」「カザールコレクション」等の名が明記されて勉強になりました。
戦前からその道のコレクターが血眼になって蒐集された作品群です。当初は投機目的で集めたかも知れませんが、当人が没後に遺族がそれらの芸術文化作品の保存・継承を願って寄贈されたものと感じられます。
当時の財閥にいた「オタク」の趣味が現代の我々の眼と心を肥やしてくれます、ありがたいことです。
さらには美術館初心者の子供たちにもわかりやすい解説が施されております。おとなでも楽しめます。
「サントリー美術館」は東京ミッドタウンのガレリア3階に位置して、中央吹き抜けの写真です。
季節ごとにデザインは変えられて、芸術が感じられる空間になっています…
平成中村座・十一月大歌舞伎 [演劇・舞台]
4年振りとなる『平成中村座』の歌舞伎公演。
180年前に繁栄を極めた江戸歌舞伎が2000年に復活して受け継げられて20年余。
「中村屋」の一大イベントで原点となる浅草での公演です、期待せざるを得ません。
この公演のためだけに建てられた特設の芝居小屋に入れるのです!
800席余りの特設小屋は土足を脱いで入場、二階正面は「お大尽席」、松は平土間の椅子席ですが購入できた竹は長椅子です。わくわく、ドキドキ感がたまりません。
指折り数えて観劇日を楽しみにしていたところ、前日朝10時にコロナ感染のため公演中止の連絡が…
観劇日の5日は完売で、ガッカリされたお客様の顔が手に取るようです。
計6公演、約5000名近いお客様の無念さが身に沁みます…!
素人が考える以上の感染対策がとられていたはずです。それでも、それでも…、全くもって無念のひと言です。
幸いなことに7日から上演が再開されたとの事で、27日の千秋楽まで無事に上演できることを願っております。
平成中村座に入場できるお客様は、私たち観劇できなかった者たちの分まで存分に楽しんでください!
それにしても、周辺の江戸芝居小屋の雰囲気を味わいたかったなぁ~、芝居土産も江戸土産も買いたかったなぁ~…
コロナワクチン接種・5回目! [家族と友人]
新型コロナワクチンの5回目の接種券が届きました。
我が居住区では、オミクロン株対応のBA.1ワクチンの接種となります。BA.1,BA.5の希望は問えません。
4回目の接種から3ヶ月、4ヶ月、5ヶ月後の接種が可能とプリントされており、えっ、実際にはいつから打てるの?と疑問に思い、かかりつけ医に問い合わせたところ3か月後からですでに接種を始めているとの事。
それならばと、早速11月2日に5回目の接種を無事に終えてきました。
東京都の感染者数もこのところ増え続けており、第8波がやってくるのでしょうか?
オミクロン株対応のワクチンも接種できましたので、とりあえずは安心してお正月を迎えることにしましょう…
映画『線は、僕を描く』TOHOシネマズ日比谷 [お気に入りの映画]
個人的に映画鑑賞の多くは洋画が占めておりますが、話題となるだろうと思う邦画は少なからずチェックしております。
最近気になったのが小泉徳宏監督の映画『線は、僕を描く』で、公開翌日の10月22日に観てきました。
映画館は東京ミッドタウン日比谷にあるTOHOシネマズ日比谷です。
折しもミッドタウンの中庭、日比谷ステップ広場では日比谷シネマ・フェスティバルが開催されており、映画ファンとしては興奮してしまいます。
TOHOシネマズ日比谷で最大の客席数を誇る「スクリーン1・プレミアムシアター」で鑑賞です。
期待していた通り、素晴らしい作品です。
完成された「水墨画」の数々はこれまでに美術展でたくさん眼にしておりますが、描き方などは全く知りません。
小学校の習字の時間に「竹」を真似て描いたぐらいだけです。
「水墨画」のノウハウが随所に表現されていて、これでもかと言うくらい勉強になりました。
それにしても俳優さんの努力に感嘆してしまいます。細筆から極太に至るまでの筆使いや、墨の濃淡やグラデーションの描き方まで、完全に水墨画家になりきって演じ描いております。
相当な訓練をされたことでしょうね、お見事です。演じるメインの5人の俳優さんに拍手!!…です。
映画製作としては、筆が紙面をこする音も捉えた録音や描かれた線に生命を感じさせるような撮影、などなど制作スタッフの地道な努力もスクリーンから伝わってきます。
中でもエンドロールのクレジットが見事です。水墨画で表現されてお洒落度、最高!!
私の中では今年の邦画№1作品です。
映画館では次回作の宣伝があり、
銀座の街中では歩行者天国で賑わっておりました…。
『ANAで行く秋の松山』③松山城編 [国内旅行]
松山の旅は道後温泉から松山城へ、
これまでお城のある観光地にはあまり行ったことがありません。
唯一訪れた熊本城は地震による修復工事中のため外観を見学しただけで…
今回初めて天守まで登城に挑戦です!
汗をかきながら天守に到着。南方面の松山市街を望みます。
帰りがまたひと苦労で、年期の入った(当然ですが)狭い急階段を下ります。
足元に気を取られてまたまた冷や汗です。
「お城」を実感、体感できた貴重な観光でした。
城内外共にこれほどまでの緻密な設計をした設計士さんたち、さらに完璧に造り上げた職人さんたち、皆さん方の素晴らしい仕事ぶりに驚かされます。
建造に着工したのが1602年、以来落雷による焼失するなどして再建を目指すが財政難でなかなか進まず、現在のお城は1854年に落成されたそうですでに170年近くが経ちます。それでも堂々たる風格は実に立派です、当時の技術がそのまま生きているのでしょうね。
一日をフルに使った市内観光で、役に立ったのが「いよてつ1Dayチケット」です。
800円で市内電車、懐かしい路面電車が乗り放題!!
私たちはJR松山驛を起点として使わせていただきました。
JR松山驛前は閑散としていますが、
地元のいよてつ松山市駅前は繁華街とあって賑わっております。
ちょうど観光名物の「坊ちゃん列車」が出発するところでした。
時間の都合で乗車はしませんでしたが、1Dayチケットに付随している「いよてつ高島屋」屋上の「大観覧車 くるりん」に乗りました。
下の写真右、シームレス・ゴンドラは1200円の実費ですが、普通のゴンドラはチケットに含まれています。
800円のチケットに、800円分のゴンドラ代が含まれています、ラッキー!…
写真中央奥の山頂に松山城が見えます。
「みきゃん」の里で楽しみにしていたのが、蛇口から出るジュースです。
以前高松で蛇口から出る「うどんの出汁」をいただきましたが、今回は地元の温州みかんジュースです。
市内観光スポットには必ずと言って良いほど設置されております。
ビアジョッキ・クラスで550円、グラス・クラスで350円ほどで、旨さは格別でした!
旅先で、地元でしか味わえない体験は小さなことですら、大きな大きな思い出となって残ります。
心の引き出しとなって蓄積されていきます。これからどれほどの引き出しが増えていくのか楽しみです…
『ANAで行く秋の松山』②道後温泉編 [国内旅行]
松山観光二日目は「道後温泉」へ。
JR松山駅前から「いよてつ」の路面電車に乗って道後温泉駅到着です。
駅前は温泉街独特の風景が展開されています。
カラクリ時計で夏目漱石の「坊ちゃん」の世界を楽しみ、かけ流しの「足湯」は熱々で本場の温泉を味わうことができます。
駅前広場正面のアーケードでお土産を物色しながら散策して、
アーケードの突き当り右に、「道後温泉」と言えばランドマークである「道後温泉本館」が堂々と現れます。
が、………
建物は全て覆われており、外観すら見学できません。
歴史的建造物であり、2024年12月まで6年にも及ぶ保存修理中です。
周辺では坊ちゃんも温泉もグルメも、十二分に楽しむことができます。
おまけに「トトロ」にも出会えます。
さつきちゃんとメイちゃんのお母さんが入院している「七国山」や行くバス停があるのです。あのねこバスは「道後温泉」を経由して七国山へ行っていたのですね、驚くやら楽しくなるやら…。
余談になりますが、上記のカラフルにおおわれた「道後温泉本館」の写真中央にカメラの三脚を担ぐ三人が偶然ですが写り込んでおります。
この三人組は、駅前から温泉本館までの沿道で何回かビデオ撮影している姿を見かけました。別に気にはしていなかったのですが、夕食前に一旦ホテルへ帰りテレビをつけたところ、夕方のニュース番組でなんと私たちが写し出されていたのです。駅前のカラクリ時計をビデオ撮影している私と商店街を散策する和子の後ろ姿が、たった10秒ほどの短い時間ですが放送されました。
“ここ2、3週間の週末は、台風などの大雨で客足はほとんどなくて、今日は(9月23日金曜日)これまでと比べて多くのお客様にお越しいただいています…”、との商店主のコメントに重ねての映像となっておりました。
あの三人はテレビクルーだったのですね、ふたりで驚くやら大喜びしてしまいました。
これまで半世紀に渡り国内海外を問わずに、多くの旅行を楽しんできましたが現地でテレビ出演したのは初めてです。録画など記録が無いのが残念ですが、大きな大きな思い出となりました、これだから『旅』はやめられません!…
『ANAで行く秋の松山』①ANA編 [国内旅行]
3年振りに国内旅行を楽しんできました。(9月22~24日の2泊3日)
行先は「松山」で、往復共にANAのマイレージを利用しての旅です。
羽田空港は本当に久々です。
2019年までは毎年9月にハワイの日差しを浴びて、翌年4月に貯まったマイルを利用して国内旅行をするのが定番となっていました。
コロナで国内・海外ともに旅行は断念せざるを得なくなり、その間は貯めていたマイレージが期限切れになる前にANAの通販で国際線の機内食を購入して、味覚だけフライトを楽しんでおりました。
本当に3年振りのリアル空の旅です。
これまで同様にANAのeチケットを予約購入、携帯の画面にQRコードが提示されるものの、念のために印刷した紙チケットを持ち歩きます。まだまだアナログ人間なのですねェ~。
QRコードを読み込ませて機械でチェックイン、搭乗券が発券されます。
その後の、保安検査場や搭乗口でも同じようにQRコードを読み込ませます。
チェックインから搭乗までに、往復6枚もの紙チケットが発行されます。
搭乗案内券には密を避けてソーシャル・ディスタンスを得るために搭乗の順番が記載されております。
我が家の隣り合わせの席でも搭乗順は別々でした。
安心・安全の運行のためには当然の事と思えます。ほぼ満席で皆さんもスムーズに搭乗しておりました。
今回利用したANAの「SKIPサービス」は来年3月いっぱいで終了との事。
4月からは「手のひらANA」がはじまります。
航空券の予約・購入から、チェックイン、搭乗まですべてをスマホで済ませるシステムです。
多くの紙チケットも不要となり、これまでの紙チケット費は莫大な金額でしょうね。新システムに納得です。
我が家ではまだこの新システムのアプリはダウンロードしておりませんが、航空券~搭乗に関する情報・連絡用に各自のアドレスを登録してありますので、今回すでに機材や座席の変更、保安検査場の通過や搭乗口での新座席番号連絡などなど、その都度、かなり多くのメールが送信されてきました。
来年、次回からANA利用時にはスマホが必需品になるのですね、ただバッテリーの減りが…?
オヤジの心配ですが、空港内各所や搭乗口や機内の座席にも充電用のコンセントが用意されており安心です!…
『芸術×力 ボストン美術館展』東京都美術館 [世界の美術館&博物館]
2020年にCovid-19のパンデミックによりいったん中止となったこの展覧会が、2年を経てようやく開催され、国宝級の作品群が鑑賞できるとあって勇んで出かけました。
コロナの感染は完全には治まっていないのであらかじめ日時指定券の予約が必要です。
訪問したのは晴天となった10月1日のお昼で、この日は「都民の日」でもあり無料開放された「上野動物園」には長蛇の列ができておりました。
美術館も混雑でごった返しており、日時指定券の必要さが今でも必要な事が感じられます。
古今東西、世界各地の権力者が己の権力を誇示するために蒐集、製作された作品の展覧会です。
展示作品すべてが “見事!” としか言いようがありません。国宝級の屏風や絵巻の数々が目の前に展開されております。ボストン美術館にはただただ、感謝しかありません!…
国宝級の作品が海外に点在、保存されていることは昔から知っておりますが、子供の時はなんで?と思っていました。この年齢になると、国内で粗末に扱われるよりも作品に理解のある海外の美術館等に収蔵修復されて後世に繋げて頂ければそれも有り、と思うようになりました。ただし今回のように、たまには里帰りをして祖国の人々の心を癒してくれるようお願いしたいものです。
夏日の暑さでしたが、芸術の秋を感じる一日となりました。
最後の写真は新しくなった「国立西洋美術館」です。
『水のかたち』展・山種美術館 [世界の美術館&博物館]
毎週のように日本列島は台風に襲われておりました。
9月19日敬老の日、山種美術館で『水のかたち』展を鑑賞してきました。
折しも台風の風雨が残る「水」の日で、実際に『水のかたち』が体感できる日でもありました。
山種美術館では昨年11月に京都から植樹された「醍醐の桜」の成長を確認する楽しみもあります。
かなりの大きさになりましたが、今後のさらなる成長が楽しみでなりません。
山種美術館は我が家から足の便も良くて年に3、4回は訪れて、毎回日本画の素晴らしさを存分に味わらせて頂いております。
放映中の大河ドラマの影響もあり「源平」関連の歴史画をじっくりと鑑賞したり、浮世絵や山水画の名品、さらには川合玉堂、川端龍子、千住 博の大作まで日本画の醍醐味で満腹感でいっぱいです。
いつもながらに思うのですが、これほどの作品群の保管や修復は我々素人には考えられないほどの大きなものなのでしょうね、表装や額装も含めて…。
来年2023年のカレンダーが発売になっておりました。
もうこんな季節なのですね、来年は私の干支「卯」年なので楽しみでなりません…
映画『アキラとあきら』TOHOシネマズ日本橋 [お気に入りの映画]
残暑が厳しい9月3日、日本橋・福徳神社境内では夏の風物詩「風鈴祭」が行われていました。
お目当ては隣接する「コレド室町2」内の「TOHOシネマズ日本橋」です。
この日は『アキラとあきら』を鑑賞しに出向きました。
邦画は久しぶりです。
『ドライブ・マイ・カー』以来ですから5ヶ月ぶり位でしょうか?
宇宙の彼方に行ったり、CGを駆使したド派手なドンパチもなく、真面目一筋な映画ですが、久々に邦画本来の楽しさを満喫させていただきました。
「映画」の面白さは目を見張る映像や臨場感あふれる音響など見た目もありますが、本来は原作と脚本とキャスティング、この3点のハーモニーが響き合って作品の完成度が上がるものと信じております。
2時間余りもの時間を感じさせません。数々の作品が映画化、TV化されている池井戸潤氏の原作の力強さにあらためて脱帽です。
スピーディーな展開の脚本に、それぞれが役柄にピッタリな役者陣、ひとつひとつの小さな結晶が集合して大きな宝石の如く輝きを放つ邦画作品と言っても過言ではないでしょうか。
これだから「映画館」で観る「映画」はやめられません。
次は何を観に行きましょうか? 秋から年末、話題作が公開を待っているようです!…
ミュージカル『ミス・サイゴン2022』帝国劇場 [演劇・舞台]
2020年春、ミュージカル『ミス・サイゴン』新演出版の日本上演が決定。前売り券も完売して、稽古も始まっていましたがCovid19のパンデミックにより公演すべてが中止となってしまいました。
払い戻しよりも舞台を観たかった!、その気持ちの大きさが今でも記憶にあります。
2年後の2022年夏、ごく一部のキャストに変更がありましたが2020年版が復活上演となりました。
先行予約抽選ははずれ、前売り開始日のネットもなかなかつながらず、評判の高さを思い知らされます。
ようやくネットがつながりチケットを購入。
2022年8月27日、大きな期待を胸にして訪れた帝国劇場です。
オープニングからビックリ!
オーヴァチュアのオーケストレーションに大幅な手が加えられており、初めて聴くサウンドの中でヒロインのキムが冒頭から登場する演出に変更されております。
どのような展開、演出なのか期待が膨らみます。
舞台美術の大幅な変更に、人力による舞台転換、しかもスピードは途切れず、ストーリーの緊張感は維持されたままです。
(30年前の日本初演時に、主役を演じた本田美奈子さんが舞台セットに足を挟まれて大けがをした事故など考えられない舞台美術&転換です)
アンサンブルを含めてキャスト皆々さんの熱演は賞賛すべきです。
印象に残るシーン、演技は多々ありますが、中でもACT.2のサイゴンのアメリカ大使館の門扉シーンはこれまで以上に凄まじさが増しました。押し寄せる民衆と入館を防ぐ米国職員との騒動を、門扉のこちら側と向こう側を扉の移動で見せる演出ですが、扉の移動回数がこれまで以上に多くなりその分キャストの皆さんが走り回る距離が増えて大変な思いをしていると思われます。ただ臨場感もその分増えており一糸乱れぬアンサンブルは見事です!
さらには実物大の軍用ヘリが登場して、映画並みのスペクタクル・シーンも堪能できます。実際にヘリを登場させるのは、今では日本だけで海外では映写による演出に変更されているとの事で、劇場の設備や機能をフルに使用して経費も多大な事に思えますが、この作品を観劇する喜びでもあり感謝します。
30年前の日本初演から再演ごとの観劇を経て、初めて訪れたニューヨークでは、本場ブロードウエイで観た最初のミュージカルがこの『ミス・サイゴン』でした。9年目のロングラン中で翌年に10年のロングラン記録を経て幕を閉じた報道を記憶しております。
いずれにしても涙もろい私には毎回ハンカチが手放せない作品です。
2020年の公演中止ショックを体験して、今回は万全な体制のもと安心して観劇できるものとほぼ確信をしておりましたが、早々とプレビュー公演が中止となってしまいました。
我が家の観劇日は8月27日、その直前にも感染者が確認されて公演の中止が発表されました。
当日までヒヤヒヤで、中止にならないことを祈るばかりでした。
一部キャストの入れ替えはありましたが、無事に観劇出来て大喜びです。
やはり生のステージは最高! 舞台から伝わるキャストの皆さんの熱気と、客席の観客の皆さんの熱気が直に伝わってきます。
ブラボー!、締めは当然ながらスタンディング!…
2022年8月、緑あふれる日比谷公園から見る『帝国劇場』です。
映画『ディズニー バズ・ライトイヤー』TOHOシネマズ日比谷 [お気に入りの映画]
ディズニーの映画『バズ・ライトイヤー』を観てきました。(8月17日 TOHOシネマズ日比谷・スクリーン3)
ディズニーとピクサーの映画『トイ・ストーリー』に登場するあのおもちゃの「バズ・ライトイヤー」の物語です。
相棒のおもちゃ「ウッディ」と共に『トイ・ストーリー』の進行をつかさどる主役でもあります。
おもちゃの「バズ」は、持ち主のアンディ少年が95年のお誕生日に父親からプレゼントされたもので、映画館で見た「映画」の主人公が大好きになり父親にねだって買ってもらったもの、とのエピソードになっています。
アンディ少年が見た「映画」そのものが今回公開されたわけです。
アンディが大興奮して「バズ」を好きになった事に大納得です、「バズ」がなんとカッコいいことか!
年寄りの私でも「バズ」のフィギュアが欲しくなる程です。
子供だけでなく大人も十分に楽しめる出来栄えで、ディズニー&ピクサーが決して手を抜かない制作姿勢にいつもながら拍手を贈っています。
バズが時空を超える飛行に挑戦するシーンは、トム・クルーズの「トップ・ガン マーヴェリック」で音速を超える飛行に挑戦するシーンに匹敵する迫力と感動があります。
幼いころから、映画館でディズニー映画を楽しんできました。昨今はネットでの配信公開が相次いで映画館での新作上映は数えるほどしかありません。
映画は映画館で見る物…、私みたいなアナログ人間がまだまだいることを忘れないで欲しいです…!
『八月納涼歌舞伎・第一部』歌舞伎座 [演劇・舞台]
一般世間では夏休み真っ盛りの8月13日、歌舞伎座で『八月納涼歌舞伎・第一部』を観劇してきました。
まずは劇場正面右手『歌舞伎稲荷大明神』をお参り、歌舞伎を観劇できることにお礼を…。
この『八月納涼歌舞伎』は、肩肘の張らない演目を当代の人気役者と共に若手役者の勉強の舞台でもあります。
初めて歌舞伎に接する方やファミリーにもうってつけの公演です。
我が家で観劇した第一部は、手塚治虫の漫画を歌舞伎化した『新選組』と様々や妖怪やお化けがユーラスに競い合う舞踊『闇梅百物語』の2本立て。
我が家では初めての鑑賞作品です。
『新選組』は、仇打ちは人殺しの連鎖と考えて如何にして辞めさせるかを手塚治虫らしい視点と考え方で若き剣士ふたりに託すストーリーで、歌之助と福之助のフレッシュ・コンビが熱演します。
近藤勇に中村勘九郎、土方歳三を中村七之助、芹沢鴨を坂東彌十郎、坂本龍馬を中村扇雀と、脇を固める配役には驚かされてしまいます。
随所に手塚治虫カラーが配置されて、懐かしさとユーモアも備えて終幕は感動すらしてしまいます。若手役者の育成も兼ねて今後も上演されることを願います。
『闇梅百物語』は役者の技量が試される舞踊で、ラストまで目が離せません。
オープニングの狸と河童に始まり、一本足の傘に雪女、挙句には骸骨の親とその子供の骸骨がふたり…。
振り付けもさることながら演じる皆さんのパフォーマンスにびっくり!、基本となる日本舞踊の基礎がしっかりと出来上がっていることをあらためて感じさせられました。
コロナの感染予防対策がいまだに続きますが、歌舞伎の楽しさ、素晴らしさを堪能できました。
熱演する役者さんには拍手喝采するしかありません。 “ 待ってましたッ!” とか “ 〇〇屋ッ!” の掛け声が大向こうから聴ける日が早く来ることを願うばかりです…。
生の舞台の興奮が大好きです。写真は、開演前の緞帳紹介からです。
最後に、ラッキーだったことをひとつ…。
我が家が観劇したのが13日で、すぐ後15日から第一部がコロナ感染のため中止となりました。
その後も第二部や第三部でも陽性者が確認されて中止やら代役、演出の変更など大変だったようです。
予定通りの演目・配役で観劇できたのは、入場前の『歌舞伎稲荷大明神』に参拝したおかげでしょうか?
冗談はともかく、関係者の方々のご苦労には頭が下がります。次回も素晴らしい舞台と何にも代えがたい素晴らしい感動を体験しに観劇にいきます。
よろしく、よろしく、お願いいたします…!
映画『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』TOHOシネマズ日比谷 [お気に入りの映画]
映画『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』を観てきました。(8月11日)
映画館は東京ミッドタウン日比谷の4階、TOHOシネマズ日比谷です。
夏休み中の祭日(山の日)で、混みあうことを考えて朝8時半の回に挑戦しました。
開館時間の8時に入館しても購入できたのは前から4列目で“夏休み”の混雑を実感です。
しかも今年はコロナに対する行動制限がありませんからなおさらですね…。
ここスクリーン1はプレミアム・シアターを名乗るだけあってスクリーンも音響も、その迫力には驚かされます。
前から4列目の中央席で映像の世界に入り浸りになります。
“映画”は“映画館”で楽しむもの、子供の頃からこの信条は今でも変わりません。
映画技術のこれほどまでの進歩には、我々アナログ世代にとっては想像すら出来ませんでした。
ただし、そのスピード感に驚かされながらも同時に体感できる喜びを味わっています。
登場する恐竜の種類の多さとリアルさは一作目の「ジュラシック・パーク」とは比べ物にならない程で、まさにどぎもを抜かれる感じです。
スピルバーグのファンでもあり、このシリーズは劇場公開された全作品を観ております。
個人的な意見として、初作の「ジュラシック・パーク」と再建再開された「ジュラシック・ワールド」、そして結末となる今回の「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」の3本で充分ではないでしょうか。
恐竜の島に少年が不時着したり、恐竜が都会に連れて行かされたり、火山の爆発で恐竜が死滅しそうになったり、ストーリーも良く練られて映画としても良く出来ておりますが、そもそも “テーマパーク” として始まっているので、途中のスピンオフ・ドラマは不要と思えます。
それなので初作の「パーク」に登場する生物学者や数学者など各分野の “博士” たちが今回久々に勢揃いして大活躍、面白さが倍増となり懐かしさで感動すらしてしまいました。
人類と恐竜との共存は可能なのか? 壮大なるテーマを、壮大なスケールで描く…、さすがハリウッド!!、たっぷり時間と費用がかかっていることがスクリーンから伝わります。
映画ってなんて面白いんだろう、これだからやめられません…!
終映後、午後の上映予定を見ると残席僅かの黄色の表示が多くなっております。夏休みでもありますが、映画館での観客が増えていれば嬉しい限りです。
屋外では、恐竜ならぬ「ゴジラ」が夏空に吠えていました!
『ディカペラ 2022』東急シアターオーブ [ディズニー]
2019年の初来日公演の評判を耳にして、当時は販売された3枚のCDでその演奏を楽しんでいました。
コロナのパンデミックを経て待望の再来日が実現、待ちに待ったLIVEを存分に味わってきました。(8月6日、渋谷ヒカリエ11階・東急シアターオーブ)
照明が落とされたステージで、デビューCDと同様に「Tune UP」でオープニング。6人が順にライトアップされる中チューニング・ヴォイスでハモりながら登場、場内に響き渡るその美声に冒頭から圧倒!
セットアップされた演奏リストは全31曲ですが、「レット・イット・ゴー/雪だるまつくろう」や「パート・オブ・ユア・ワールド/ホール・ニュー・ワールド」など、複数曲を一曲にまとめ上げたアレンジもありますので、「ディズニーの曲」としてはトータルで何曲になるのやら?
アカペラとしての完璧なほどの歌声に、見事なほどに調和されたアレンジ、加えて全てのナンバーに6人それぞれのパフォーマンスが施されており、その楽しさ、面白さに時間が経つのが本当に忘れてしまいました。
ステージ後方の巨大な3面モニターに映し出される映像も迫力があり、大喜びをしてしまいます。
アニメの名シーンにはあらためて感動を誘われて、「蒸気船ウイリー」や「三匹の子ぶた」ではサウンド・トラックそのものをアカペラ・ヴォイスで表現するアイデアとテクニックに舌を巻かれました。
特に「三匹の子ぶた」のナンバー「狼なんかこわくない」は、8分間の完全なるアニメが紹介されて、テーマソングのみならず、足音や風の音、ドアのノック音や家が倒壊する音などなど、さまざまな効果音までもがアカペラ・ヴォイスで表現され、なおかつメンバーそれぞれが映像に合わせたパフォーマンスまで演じております。
映像は背面なので私たち客席からは見えますが、メンバーには見えません。それなのに、それなのに、見事なほど映像と完全にシンクロしているのです!
どれ程までのトレーニングを積んでいるのでしょうか? 100%の出来栄えには脱帽するしかありません。
「生」の醍醐味を久々に味わいました。
人間の持つ力に、音楽の力に、ディズニーの力に、たった2時間余りですが最高の時間が過ごせました。ありがとうございます!
次回の来日公演が待ちどおしいです…!!
コロナワクチン接種・4回目 [家族と友人]
新型コロナウイルスの急激な感染拡大が懸念される中、ようやく4回目のワクチン接種券が届きました。
これまでかかりつけ医から接種を受けており、直ちに予約を入れたところ予約開始時間からものの10分たらずでその日の予約は終了との事。前回まではすぐさま予約が取れましたが、今回はこの急激な感染拡大で皆さん心配しているのでしょうね。高齢者としては納得です。
接種可能日から2週間遅れの7月29日にようやく接種。とりあえず安心です。
少し時間をおいて、政府の接種証明書アプリに追加登録をしました。
1、2回目時に登録をして、3回目に追加登録、今回4回目でさらに追加登録となりました。
国内、海外両用ですので久々にマイナンバーカードとパスポートを引っ張り出しました。
欧米のように、日本でも入店や入場の際に接種証明書の提示が必要になるのでは? と、考えてアプリをダウンロードしましたが、思い過ごしの様でした。これまで一度も提示したことはありません。
来年9月に予定しているハワイ旅行まで使用するチャンスは無いのかも知れません。
機会があれば「どうだ、きちんと4回接種をしているぞ!」と、胸を張って提示したいのですが…。
それよりも感染防止対策が重要ですね!!
映画『エルヴィス』TOHOシネマズ日本橋 [お気に入りの映画]
私の少年から青春期に活躍したロック界のキング『エルヴィス・プレスリー』をリアルタイムで体験しています。その伝説とも言える活躍が映画化されて、いちファンとしては見逃せません。
家族や若者に向けた夏休み用作品の公開が多くなり、いち日一回の上映となってしまいましたが、客席は私たちと同様に年配客で満席でした。
年配層のファンの根強さに安心と喜びを感じてしまいました。
これまではエルヴィスのうわっぺりしか知らなかったことに痛感させられました。
生まれ育った環境を描きながら魂を揺さぶるゴスペルとの出会い、少年エルヴィスに納得と感心です。
これまでテレビ画面やスクリーンの中で知り得たエルヴィスの歌い方や仕草、トークやダンスなどが、目の前の大スクリーンで再現されております。まるでエルヴィスが生き返ってのパフォーマンスのようです!!
お馴染みのナンバーに独特のダンス・パフォーマンス、嬉しくて涙がでそうです。
さらに特筆なのは、エルヴィスのマネージャー役、トム・パーカー大佐を演じるトム・ハンクスです。
トム・パーカー大佐の名前と存在だけは知っていましたが、人物像を知るのは初めてです。
強欲だが金儲けの才能は抜群で悪役として描かれる太っちょの大佐役を、実際に体重を増やしたか特殊メイクによる役作りかはわかりませんが、トム・ハンクスが快演しております。実際にこんな人だったのでしょうね、見事です!
個人的にエルヴィスの世界には映画から入っていきました。60年代初頭に『GIブルース』や『ブルー・ハワイ』、それに『アカプルコの海』などなど。特に『ブルー・ハワイ』は30年後に夫婦ふたりでロケ地を訪ねる旅をしたほどです。エルヴィスもハワイも大好きなのです…!
夏休み 2022.08 [演劇・舞台]
二度目(?)の梅雨明けを迎えて本格的な夏が到来しました。
夏休みのシーズン、我が家の8月の予定を紹介します。
ディズニーに中村屋、さらにミュージカルと日本画の名品展、日ごろから大好きなものが一度に集中してしまいました。
舞台は全て前売り開始と同時に予約購入したもので、コロナの感染がまだ下火の頃です。
我が家の鑑賞日はすでに売り切れ御礼となっております。私も含めてファンの多さに驚くやら嬉しいやら…
久々の舞台なのでコロナによる公演中止だけはごめん被りたい思いです。
感染防止対策を万全にして、生の素晴らしい舞台を思いっきり楽しみたいです!!
映画『エリザベス 女王陛下のほほ笑み』TOHOシネマズシャンテ [お気に入りの映画]
エリザベス女王の在位70周年を祝う「プラチナジュビリー」がロンドンから生中継されて、お祝いムードが高鳴る中、映画『エリザベス 女王陛下の微笑み』を観てきました。(7月9日)
父ジョージ6世の崩御に伴い女王の座に即位したのが25歳で、今年の4月に満96歳を迎えられました。
映画は3歳のクリスマスに祖父からプレゼントされた仔馬に乗馬するシーンから現在に至るまでの豊富な映像と音声で構成されております。
単なるドキュメンタリー映画ではなく、オープニングの「開幕(Beginners)」から驚きと笑いに包まれます。晩餐会の準備から始まり、女王陛下に謁見する際のしきたりなど、英国王室の伝統に加えて女王陛下のお人柄が冒頭から感じられます。
在位70年を語る上で、ザ・ビートルズやマリリン・モンロー、007のダニエル・クレイグなどが画面を彩ります。
クレオパトラやコリン・ファースが演じるジョージ6世を揶揄したり、映画ファンにとっても見逃せない作品です。
クロージングは「おやすみなさい(Goodnight)」、明日から出会う数えきれない人々のために映画は静かに幕を閉じます。なんと粋なエンディングでしょうか…!
エリザベス女王の素顔の魅力が存分に、凝縮して描かれております。映画ファンのみならず必見の作品でしょう!…
『奥田元宗と日展の巨匠』展・山種美術館 [世界の美術館&博物館]
連日35℃越えの猛暑が続く中、日本画の名品で涼を楽しんできました。(7月2日・広尾 山種美術館)
会期の終了が迫るので慌てて訪れたのが本音ですが、汗をかきかき訪問した価値はありました。
生誕110年を迎えた奥田元宗を始めとして、同時代の福田平八郎、川合玉堂、東山魁夷、山口蓬春などなど、日本画壇のリーダーたちの作品が一堂に会しているのです!
満足しないわけがありません。
特に目を見張るのが今回の目玉作品である元宗の代表作 ≪ 奥入瀬 ≫ の「秋」と「春」です。
両作品ともに、横幅・高さそれぞれが一間位の大きさの三面から成る大作です。寸法は見た感じのおおよそですが、三面セットで一作品なので全体を見るとその大きさに驚かされてしまいます。
さらには展示のために額装されて(アルミ製?)おり、水平・垂直を保つ展示は至難の業とおもわれます。
(会期終了時に額装からばらして収蔵・保管作業にも相当な神経を使うことでしょうね、頭が下がります)
迫力ある大画面の作品が同時に鑑賞出来て大喜びです!
今後も同時に鑑賞できる機会はあるのでしょうか? 得した気分です。
美術館の玄関わきには、昨年11月に京都から移植された「醍醐の桜」が大きく成長していました。
3月には桜も開花して、館内の展示作品同様に来館者を楽しまさせてくれます、今後も楽しみです…!
『スコットランド国立美術館 美の巨匠たち』展・東京都美術館 [世界の美術館&博物館]
関東地方は今年記録的な早さで梅雨明けとなり、すぐさま異常なほどの猛暑となりました。
35℃を越す猛暑の初日となった6月25日に上野公園の東京都美術館を訪れました。
土曜日とあって多くの人出があり、35℃を越す中でも皆さん律儀にマスクを着用しております。が、やはり木陰に集まってしまいます、当然ですよね。
そんな中で鑑賞したのが『スコットランド国立美術館展』です。
夫婦ふたりの鑑賞ですが招待券が一枚あり、もう一枚はネットでシニア料金券を購入して、同時に日時指定予約をします。
コロナ禍ですでにこの方法は通常のものとなっております。
久々に接する西洋画展です。ワクワクしてしまいます。
スコットランド国立美術館の収蔵作品に接するのは初めてです。
これまでにパリ、ウィーン、ロンドン、ニューヨーク各都市の美術館でそれぞれの財産とも言える名画を鑑賞しましたが、それらと同等、あるいはそれ以上の名作品揃いで驚かされました。
ルネッサンスからバロックを経て、さらには現代に至るまでの作品群です。
キャッチコピーにあるように「美術史に輝く、巨匠たち(ザ・グレイツ)の競演。」正にその通りで久々の西洋画に大興奮、大満足してしまいました。
エピローグとして展示されていたアメリカの風景画家フレデリック・エドウィン・チャーチの大作「アメリカ側から見たナイアガラの滝」がフォトスポットとして登場しておりました。
実物大でこの大きさです。注目すべきは指さす先に木製の展望台があり、ふたりの人物が滝の流れを見ております。
雄大な滝の流れと光り輝く虹模様、緻密に描かれた岩肌と木々の数々、そして滝の大きさが実感できる小さな展望台、東京の猛暑を忘れさせてくれた大作でした…
お泊りディズニーでハワイを体験! [国内旅行]
年2回、夏と冬にお泊りディズニーを楽しんでいます。
宿泊は『シェラトン・グランデ・トーキョー・ベイ・ホテル』で、2014年からですのでもう8年になります。
ここ数年、お部屋は2ベッドのシェラトンクラブ・ルームに決めております。
理由は簡単で12階のクラブ・ラウンジが利用できる事です。カクテルタイムの飲食や朝食など、これらの食事代を考えると宿泊料金はかなりの割安です。
(写真はクラブ・ラウンジです、公式HPより)
早速、乾杯!です。
ホテルでは、8月末までハワイアン・フェアが開催されております。
我が家では年1回のハワイ旅行が恒例行事になっていますが、2020年からはCOVID19のおかげで行くことが出来ません。
つかの間のハワイを、ホテル本館2階フロント・ロビーで味わってきました。
ビーチでの日光浴、ハワイの日差しが懐かしくてたまりませんが、もう忘れそうです。
このフェアは、シェラトン・ワイキキ・ホテル、シェラトン・プリンセス・カイウラニ・ホテル、それにシェラトン・マウイ・ホテルのコラボレーションとの事ですが、私たち夫婦はそれらのホテル全てを宿泊体験しているので、たくさんの思い出がよみがえりました。もう一度、早くハワイに行きたいです!
米国入国時の陰性証明書は不要になりましたが、日本帰国時の陰性証明書がまだ必要です。ワイキキで取得するにはひとり2万円近い費用がかかり、さらに円安で現在1$が約135円もして、燃油サーチャージも高止まりのままです!
来年こそはこれまでと同様、気楽なハワイを楽しみたい…!!
『東京ディズニーランド』ようやく“美女と野獣”&“ベイマックス”を体験 [ディズニー]
梅雨空で肌寒い6月14日、お泊りディズニーを楽しんできました。半年おきにランドとシーを交代で遊びに行っております。
朝8時に舞浜駅前のウエルカム・センターでホテルのチェックインを済ませて、ランドへのゲートの到着したのは8時10分過ぎ、
すでに開園を待つ人々で長蛇の列ができており、開場の9時を待ちます。
長蛇の列のせいでしょうか、8時40分には入場がスタートしました。
皆さんの思いは同じで、長蛇の列のまま“美女と野獣 魔法のものがたり”のアトラクションに向かいます。
すでにスタンバイ時間は「75分」、朝一番でこの時間です!
皆さんお行儀よく列に並びます、パレードの待ち時間も同じで感心をしてしまいます。
私たちもそのひとりでのんびり焦らずに並びます。ただ、行列のできる飲食店は苦手ですが…。
これまで2回ほど入場するためのエントリーに挑戦はしましたが、共にはずれて今回が初めての入場です。
人気のほどが実感できました。アニメの“美女と野獣”の世界が目の前で繰り広がるのです。
久々にディズニー・アニメが存分に堪能できるアトラクションです。見事です!…
続いて楽しんだのが“ベイマックスのハッピーライド”です。
“美女と野獣”と同時に新公開されたアトラクションで、こちらも人気のため45分待ち状態でした。
若い人たちが元気いっぱいに歌い、踊り、全身で楽しんでおります。
昭和の歌謡曲の時代にペンライトをぎこちなく振っていた我々シニア世代とは大違いです。
ベイマックスが操縦するライドの動きは予測不能で、振り回されながら声を上げるほど楽しみました。
こんなワァワァ、キャァキャァ感は久しぶりです、もう何年も味わっていません。ベイマックスに感謝です!
このふたつのアトラクションには二日酔いでは乗らない方が賢明だと思います。
“美女と野獣”のお皿状のライドは、暴風雨に遭遇した客船が激しく揺れ廻るような動きがあります。
でも、それはそれで楽しいです! 我々シニアでも楽しめます、念のため…
今回エントリーで入場できたのがフォレストシアターで上演される“ミッキーのマジカル・ミュージック・ワールド”です。
昨年に続き2度目の鑑賞となります。
座席は昨年同様に2階席ですが、前から2列目の中央寄りでとても見やすい席でした。
お昼のパレードや好みのアトラクションを楽しんで、早めにホテルに切り上げました。
夕方から小雨模様で風が冷たく寒くなってきたこともあります。
宿泊はいつもの“シェラトン・グランデ・トーキョー・ベイ・ホテル”です。
快適ホテル・ステイは次回に…
ミュージカル『ラ・マンチャの男』払い戻しと見果てぬ夢 [オペラとミュージカル]
今年(2022年)2月日生劇場のミュージカル『ラ・マンチャの男』が、コロナにより公演の一部が中止となりました。
この作品との出会いは昭和44年(1969年)4月にさかのぼります。
18歳に成りたての若造が大いに感動して、もう一度観劇に行っております。
以来50余年、六代目市川染五郎から九代目松本幸四郎へ、さらには二代目松本白鸚を襲名して、その長い年月を共に歩み、初演からの度重なる再演を存分に楽しませていただきました。
完全なファイナルとなるこの2月公演は、手始めに7日の夜公演を観劇して、千秋楽の公演を楽しさと寂しさも含めて待ち望みました。
前売り開始日の繋がらないオンラインにイライラしながらも確保したプラチナ・チケットですが、上演数日前にただの紙きれとなってしまいました。
本当に、本当に、本当に残念でたまりませんでした。
観客の残念さより、二代目松本白鸚氏の無念さを思うと心が痛みます。コロナめェェェ~!!
5月末に入場券代金の払い出し通知票が郵送されました。
6月1日に金額を受け取り、『ラ・マンチャの男』が完全に終わってしまいました。
せめて千秋楽の舞台は観たかった…!
それでも “見果てぬ夢” は終わっておりません。(…そう思いたいです)
六代目市川染五郎が『ラ・マンチャの男』の舞台に立ったのが27歳時、現在の八代目市川染五郎は現在17歳で、あと10年で同年齢となります。
歌舞伎界のみならず芸能界全般で大いなる脚光を浴びている八代目市川染五郎さん、学校をやめて芸事に専念する旨、週刊誌の見出しをみました。10年後の『ラ・マンチャの男』の舞台が夢ではありません。
主演・市川染五郎27歳、演出・松本白鸚90歳、観客の私は80歳、決して無理ではないと思うのですが…
最後に、現在歌舞伎座で上演中の六月大歌舞伎第二部、『信康』のポスターです。
徳川家康を演じる二代目松本白鸚の貫禄と、若くして命を絶った家康の長男・信康を演じる八代目市川染五郎の凛々しさが伝わってきます。当代きっての名舞台との評判も納得です。
10年後(?)の『ラ・マンチャの男』の舞台が楽しみです。“見果てぬ夢は” 終わっておりません…!
映画『トップガン マーヴェリック』TOHOシネマズ日本橋 [お気に入りの映画]
20年4月、映画館で『トップガン』最新作の予告編を見て胸が躍りました。7月10日に公開されたらすぐに見に行こうと…。
予告編に接した直後に新型コロナの感染が一気に広がり、映画館も劇場もデパートもテーマパークもすべてお休みとなり、世界中が静まり返りました。
待つこと2年、今年22年5月27日から日本での公開が正式に始まりました。
待ちに待った公開です、公開翌日に飛んで行きました。
土曜日でもあり映画館は久々に混みあっておりました。
子供の頃からスクリーンにどっぷり浸かれる客席前方で見るのが大好きで、前から5列目のど真ん中を確保!
思っていた以上の迫力に唖然!…
空母から発艦するオープニング・シーンから圧倒されっぱなしで、スクリーンに目が釘付けになり、と同時にからだが座席に固まり、全編大興奮状態でした。男の子に限らず飛行機好きな人にはたまらないでしょうね、垂涎物です。
映画は映画館で楽しむもの、あらためて眼で、耳で、体で、そして心で、大迫力満載映画を久々に味わいました。2年も待たされた価値は充分にあります。
この日、トム・クルーズの代表作『ミッション・インポッシブル』最新作の予告も見られて大満足でした…!
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