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『速水御舟と吉田善彦』展・山種美術館 [世界の美術館&博物館]

秋晴れに恵まれた10月14日に渋谷区広尾の「山種美術館」を訪れました。

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美術館開館55周年を記念して『速水御舟と吉田善彦』展が開催中です。

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サブタイトルにあるように「早見御舟」と「吉田善彦」は師弟の関係にあり、二人の業績が鑑賞できます。

ふたり合わせて60点以上の作品が一堂に会しており十分すぎるほどの見応えです。

s-『速水御舟と吉田善彦』展・山種美術館チラシ.jpg

正直、これまでにおふたりの師弟関係を知りませんでした。さらに早見御舟が40歳の若さで亡くなったことも…。

おふたりの出会いから始まり、初期の作品から遺作までもが堪能できる展覧会で、あらためて日本画の素晴らしさを思い知らされました。

我々の世代では、学校の美術の時間ではほとんどが西洋画・彫刻で占められておりました。教科書にはダ・ヴィンチやミケランジェロ、ルノアールやロダンなど作品の写真が満載で、ルーブル美術館やオルセー美術館などで本物を味わいたい興味に誘われたものです。

30代で結婚してからでしょうか、この山種美術館や島根の足立美術館などを訪ね歩き、日本画の素晴らしさを知るようになりました。

特にここ山種美術館ではお正月の特別展から春夏秋冬年間を通して、創立者・山崎種二氏のコレクションがいつ行っても存分に楽しめてハズレはありません。都内で訪問しやすくて機会あるごとに嬉しくてシッポを振りながら行っております。

s-『早見御舟と吉田善彦』展・山種美術館≪炎舞≫.jpg

私の大好きな早見御舟の≪炎舞≫は第2会場となる小部屋に鎮座しておりました。国の重要文化財でもありますので、ルーブル美術館の≪モナリザ≫と同様にガラスケースに収められておりました。部屋の照明を落としてピンポイントのスポットで浮かび上がる様には身が引き込まれて、さらに身が引き締まる思いでした。これまでに数回拝見いたしておりますが、今回は地である絹本の、絹目まで鑑賞させていただきました。最高!!

オンラインでのグッズの販売も始まりました、これも時代の進化ですね。

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毎年この時期には翌年のカレンダーが販売されて季節を感じます。

s-『速水御舟と吉田善彦』展・山種美術館2022年版カレンダー.jpg

s-『速水御舟と吉田善彦』展・山種美術館玄関.02.jpg

この後、11月13日からは ~山崎種二が愛した日本画の巨匠 第2弾『奥村土牛』展~ が開催予定です。

s-『奥村土牛』展・山種美術館チラシ.jpg

あの≪醍醐≫が鑑賞できるのです!、楽しみでなりません…

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