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2022年1月の記録・その2『奥村土牛』展・山種美術館 [世界の美術館&博物館]

2022年の新年最初を飾る美術展は広尾・山種美術館で開催された『奥村土牛』展です。(1月3日鑑賞)

例年ならこの日はサントリーホールでニューイヤー・コンサートを楽しむのが恒例となっていますが、コロナでオーケストラが来日出来ずに中止となってしまいました。

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s-『奥村土牛』展・山種美術館 チケット.jpg

サブタイトルに「ー山崎種二が愛した日本画の巨匠 第2弾ー」とあるように、美術館創始者・山種種二が画家・奥村土牛の初期から作品に惚れ込み、家族ぐるみの交際から直接蒐集した作品群の展覧会です。(展覧会のトップタイトル画は私が大好きな、1972(昭和47)年発表の≪醍醐≫です)

展示作品の数と質に驚かされます、さすが!山種美術館です。

土牛の師匠・梶田判古と兄弟子となる小林古径との関連も紹介展示されて見応え十分!

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我が家からこの山種美術館へは乗り換えなしの電車一本で行けます。都心にありながら静かな環境で国宝級の日本画がじっくり鑑賞できるので大好きな美術館です。

昨年(2021年)10月に「速水御舟と吉田善彦」展を鑑賞しに行った際、建物に面した大通りの一角で何やら工事をしているのを見かけました。それは何と、「醍醐」の桜の植樹工事だったのです。

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s-『奥村土牛』展・山種美術館 植樹された醍醐の桜.01.jpg

京都の本家・総本山醍醐寺から寄贈された枝垂れ桜です。まだ高さ約4mほどの苗木ですが、これからの成長が楽しみでなりません。都心のど真ん中で「醍醐」の桜が咲き誇る姿を想像してしまいます。

山種美術館を訪問する機会が一段と多くなる事でしょう!…

s-『奥村土牛』展・山種美術館 入口.jpg


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