映画『まともじゃないのは君も一緒』TOHOシネマズ日比谷 [お気に入りの映画]
3月22日、久々に映画館を訪れました。
訪れたのはTOHOシネマズ日比谷で、11時50分の回を見ました。
まだまだ定員は50%に制限されているものの、ひとつ置きの座席は解除されて久々に夫婦ふたりで並び席で鑑賞できました。ただ、まだまだ館内は寂しい限りです。
清原果耶さん、私が今最も注目している若手女優です。しばらく前のNHK朝ドラ「あさが来た」でご主人に惚れてしまう女中奉公の娘役が記憶に残り、その後もNHKのドラマ「透明のゆりかご」や「蛍草 菜々の剣」などを拝見してファンになってしまいました。
初主役の映画「宇宙でいちばんあかるい屋根」では、個性が半端でない桃井かおりさんを相手に堂々とした演技を見せてくれました。その流れで今回の鑑賞となったわけですが、主役の成田凌さん、清原果耶さん、おふたりの演技もさることながら、その台詞に驚かされてしまいました。今どきの女子高生がポンポンと発するセリフに対して、予備校講師の口からは数学の定理がよどみなく語られます。脚本家はどこまで専門に学んだのか知りたいほどです。特に今どきの女子高生言葉は私みたいな初老のおじさんには理解不能ですし、脚本として書くこともできません。言葉の面白さ、日本語の面白さを存分に楽しませていただきました。
これまでは等身大の年齢の役が多かった清原果耶さんの今後が楽しみです。そう遠くない時期に、女の子からおとなの女性の役を演じられることでしょう。
来月、5月17日から放送が始まるNHK朝ドラ「おかえりモネ」ではヒロインを演じるとの事、一枚脱皮してさらに大きくなった彼女に期待しております…