映画『ドクター・ドリトル』TOHOシネマズ日本橋 [お気に入りの映画]
1967年、16歳の高校2年生で日比谷スカラ座でお会いしたドリトル先生は、レックス・ハリスンでミュージカル仕立てでした。
それから30年後の1998年、エディー・マーフィー演じるドリトル先生はサンフランシスコで獣医師となっておりました。
それからさらに20年余りが経ち、3人目となるドリトル先生にお会いしてきました。(7月5日 TOHOシネマズ日本橋・スクリーン3)
今回はロバート・ダウニーJr.が世間から遠ざかった変わり者の先生を演じております。
原作本には数多くのエピソードがありますので、回を重ねた映画化でもネタに困ることはありません。映画はそれぞれ別々のストーリーが展開されて面白さを競い合っております。
アヒルのダブダブ、オウムのポリー、サル(今回はゴリラ)のチーチーなどなど、登場する動物たちは同じですが、本物の動物から完全CGへと変化されて、半世紀以上にわたる映画テクニックの進化には目を見張るばかりです。さらに今回はそれぞれにクセや個性がプラスされて完全にキャストの一員として扱われており、楽しくなってしまいます。これも最新の映画技術のたまものでしょうね。
さてさて、4人目となるドリトル先生にはもうお目にかかることは出来ないでしょう。これまでの年数を考えると次回作は20年後?、30年後?、どちらにせよ私の年齢は90歳、100歳となり生存すらしていないかも知れません。ドリトル先生が不老不死の薬で治療してくれれば別ですが…