ミュージカル『メリー・ポピンズ』東急シアターオーブ [オペラとミュージカル]
2004年4月15日にロンドン・プリンス・エドワード劇場でミュージカル『マンマ・ミーア!』を観劇した時の記念写真です。
その年の12月15日開幕となる次回作のミュージカル『メリー・ポピンズ』の前売りもすでに始まっていました。
丸々18年後の2022年5月4日にようやくそのステージを目にすることが出来ました。日本語版ですが…。
劇場は、渋谷ヒカリエ11Fの東急シアターオーブです。
来場者にはグリーティングカードが配布されており、よく見ると観劇日の日付が入っております。全公演日ごとに制作したのでしょうか、それとも “Jolly Holiday” なので休祭日のみのプレゼンだったのでしょうか?
ディズニーの映画版を観たのが14歳の中学3年生だったのですでに57年も昔のことです。当時、映画のキャッチコピーが “7歳から70歳までみんなが楽しめる映画!” とあり、それぞれの年齢の男女を招待しての試写会が企画されて14歳の男で応募したところ見事に当選して、有楽町・朝日ホール(当時)で大興奮して鑑賞した記憶がいまだに大きく残っています。
当然ながらアニメを合成させた映画版と生身の人間が演じるステージ版とでは、作り方に大きな違いがあります。
ただ、楽曲の楽しさやダンスの素晴らしさなどは同一で、原作の本質には変わりありません。
特に今回の舞台ではアンサンブルによるダンス・パフォーマンスは見事としか言いようがありません。
劇中歌として超超有名な “SUPERCALIFRAGILLISTICEXPIALIDOCIOUS” では、客席から自然と始まる手拍子で盛り上がり、子役を含めたアンサンブル全員でアルファベットの手文字によるパフォーマンスは素晴らしいものでした。アルファベットのスペルを覚えるのも大変だし、さらに手文字に変換して、ダンスも披露しなければなりません。平仮名ならともかく英語のアルファベットのスペルで、です…。
拍手喝采、カーテンコールはもちろんスタンディング・オベーション!
生の舞台ってなんて素晴らしいのでしょうか、一生懸命なパフォーマンスには涙が出てくるほどです。
明日への活力を授かったようです、次のステージが楽しみでなりません…。
2022-05-17 05:00
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