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ミュージカル『レ・ミゼラブル2021』帝国劇場 [オペラとミュージカル]

約2年振りに帝国劇場を訪れました。

s-ミュージカル『レ・ミゼラブル2021』帝国劇場・正面玄関.jpg

6月1日の昼の部を観劇です。

s-ミュージカル『レ・ミゼラブル2021』帝国劇場・チケット売り場横.jpg

お馴染みのミュージカル『レ・ミゼラブル』です。

『レ・ミゼ』を観るのは、帝劇開場100周年を記念して初演時のキャストによる2011年の特別公演以来ですから10年振りとなります。

ネットの先行前売りで1階席前から6列目のど真ん中の座席が購入できました。

s-ミュージカル『レ・ミゼラブル2021』帝国劇場・チケット.jpg

s-ミュージカル『レ・ミゼラブル2021』帝国劇場・チラシ.jpg

日本初演時を含めてもう30年以上のお付き合いですが、キャストはそれぞれに異なり今回もほとんどが初めての方々です。毎回歌の上手い方がオーディションで選ばれていますので心配なく、久々にミュージカルの醍醐味を味わせていただきました。

写真は、2021年6月1日昼の部のキャストです。

s-ミュージカル『レ・ミゼラブル2021』帝国劇場・キャスト.jpg

キャストの皆様の歌いっぷりには酔いしれてしまうほどです。まるでオペラの名場面でのアリアを聴くようで、時節柄禁じられている “ブラボー!” の声援を贈りたいほどです…

徹底したコロナの感染予防対策をとられての上演ですが、昨年のミュージカル『ミス・サイゴン』の中止・払い戻しを体験しているのでなおさら今回の観劇に興奮してしまいました。

s-ミュージカル『レ・ミゼラブル2021』帝国劇場・感染予防対策.jpg

今回の公演は『レ・ミゼ』の上演歴史に大きく残ることでしょう。

演出・振り付けをはじめ、舞台美術にオーケストレーションまで大きく手が加えられております。

開演前の紗幕に映し出される映像も変わり、右下に原作者のヴィクトル・ユーゴーのサインが見て取れます。(写真はウキペディアより)

s-ヴィクトル・ユーゴーのサイン.jpg

ネタバレになるので詳しくは書けませんが、ヴィクトル・ユーゴー直筆の挿絵が効果的に使われており物語の進行を支え、これまで以上により深い感動が心に迫ります。

これまでの舞台を観た方には新しい感動と興奮を、初めて観る方にはこれこそが『レ・ミゼ』なのだと実感する素晴らしい出来栄えとなっております。

カーテンコールはもちろんスタンディングです!…、生の舞台を鑑賞出来る幸せに酔いしれて、ここしばらくはこの余韻に浸っていたいです。

東京ではようやく先週から映画館や美術館が再開されましたが、演劇も含めてかなりの制約があります。それでも心に大きな栄養を与えてくれ、決して不要不急のものではありません。今回の帝劇公演でも、おそらく数えきれない程の方々が携わり、彼らの情熱が作品の力となっていることでしょう。上演できる喜びが舞台から伝わり、観ている我々もからだが熱くなってきます。この興奮は忘れることができないでしょう、製作した東宝に感謝を申し上げます。

最後にリトル・コゼットの木版画です。1879-1882年に発表された原作本(ユーグ版)から画家のエミール・バヤールによる作品です。(ウキペディアより)

ミュージカル『レ・ミゼラブル』を代表する顔です。

s-ヴィクトル・ユーゴー原作本のコゼット.jpg

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