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映画『いのちの停車場』TOHOシネマズ日比谷 [お気に入りの映画]

コロナ対策で都内の映画館に掛けられていた規制が一部緩和されて6月1日から映画館が再開しました。まだまだ色々な制約はありますが、ようやく映画が観られることに大喜びです。

今回訪れた映画館は「TOHOシネマズ日比谷」で、東京ミッドタウン日比谷の4Fに位置します。

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東宝本社や東京宝塚劇場などが立ち並ぶ東宝がメインの一角です。

s-『いのちの停車場』日比谷シャンテ広場.jpg

観たのは日本を代表する女優・吉永小百合さんの出演122本目の作品です。

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この映画の制作・配給は「東映」ですが、行き慣れた「TOHOシネマズ」で鑑賞させていただきました。

s-『いのちの停車場』TOHOシネマズ日比谷・ロビー.jpg

その昔は、「松竹」「東映」「東宝」「大映」「日活」などなど、映画会社が専属の俳優を抱えて専属の映画館でしか上映が出来ませんでした。私が子供の時ですからもう半世紀以上も昔になります。現在のように制作会社の枠を超えた上映はなんと嬉しい事か!…

s-『いのちの停車場』TOHOシネマズ日比谷・タイムテーブル.jpg

s-『いのちの停車場』TOHOシネマズ日比谷・チケット.jpg

規制は緩和されても座席はひとつ置き、満席でも観客は半分となります。座席が空いているのは寂しい限りです。

s-『いのちの停車場』TOHOシネマズ日比谷・スクリーン3.jpg

このスクリーン3は定員100席ですが観られるのは50人だけです。

我が家で購入できたのは前から3列目の真ん中の座席です。開映してみると、最前列の隅までお客様がいらっしゃいますので満席だったことでしょう。平日の昼でもあり、ほとんどが私たちと同じ中高年の方々でした。

作品は、末期症状の患者さんの在宅医療の現状を丁寧に描いたもので、吉永小百合さん演じる女医さんの父親を含めて7つパターンが紹介されます。それぞれが涙なくして見られませんが、俳優さん達の熱演で命の尊さがスクリーンから伝わってきます。時折、すすり泣く嗚咽に笑い声もありますが、観客の皆様がジィ~っとスクリーンを見入っていることが感じられます。かなり重いテーマですが、直接心に届いて大きな感動となります。それにしても俳優さん達の演技が上手いこと、上手いこと…!

コロナ禍の今だからこそ多くの方々に見て欲しい作品です。この一年間に日本だけでも1万4千人余りもの尊い命がコロナで奪われております。14、000人以上です!!!

70歳の私のワクチン接種は、かかりつけ医により1回目が来週の予定で2回目は7月半ば、オリンピック開幕直前の予定です。知り合いの中には65歳以上にも関わらずにいまだに接種券すら届いていない方もおります。

東京都民には、外出自粛と県外への移動自粛が要請されております。旅行に行きたくても都民を快く受け入れてくれるところはないでしょうけど…。

都民がそんな生活をしている中、オリンピックのためにあとひと月後には、大会関係者や報道メディアの方々合わせて10万人近くの方々が東京に押し寄せます。事前に、ワクチン接種やPCR検査はもちろんの事ですが、ぜひこの映画『いのちの停車場』をご覧になっていただきたいと思います!

最後の写真は「東京ミッドタウン日比谷」の4階「TOHOシネマズ日比谷」のロビーからの眺望で、お堀端と帝国劇場です。

s-TOHOシネマズ日比谷・4Fロビーよりお堀端と帝劇.jpg

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