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アニメ『サザエさん』のオープニング・タイトル [国内旅行]

TVアニメ『サザエさん』のオープニング・タイトルは、サザエさんが日本全国を旅しながら名所・名物を紹介・案内する内容となっております。現在4月からの放送では“東京”が紹介されております。

定番の「東京駅」から始まりますが、お決まりの「東京タワー」や「東京スカイツリー」は登場しません。新しい東京の魅力としては「レインボーブリッジ」と、築地から移転した「豊洲市場」だけで、「浅草・三社祭り」と「上野・不忍池」を経て、ほとんどが東大・赤門前から王子に向かう本郷通り沿いが紹介・案内されます。私は豊島区駒込に生まれて高校まで育ちました。サザエさんが訪れる場所が私の幼き頃の遊び場で、オープニング・タイトルに懐かしさと親近感で見入ってしまいました。

コロナウイルスのお陰で外出自粛が続く中でひと時の安らぎを覚えました。TV番組の画像は使用できませんので手元の写真の中から、サザエさんが訪れた名所をご案内します。

先ずは「六義園(りくぎえん)」、駒込駅改札を出て左ほぼ目の前です。ただし入口は少し離れております。徳川将軍・綱吉が造営した庭園で現在は都立庭園で入場料は一般¥300、65歳以上は¥150です。四季折々、日本庭園の素晴らしさが味わえます。特に桜とツツジが有名で、桜の枝垂桜と秋の紅葉の最盛期にはライトアップされて大勢のお客様が訪れます。サザエさんも桜のライトアップ時に訪問しています。

s-『サザエさん』六義園.jpg

中学校ではこの六義園を一周するマラソンが体育の授業に取り入れられておりました。一周で何㌔だったのかは覚えておりませんが…。

六義園前の本郷通りを少し上がり霜降り橋の交差点を過ぎると、なだらかなカーブの左側に「旧古河庭園」があります。

s-『サザエさん』旧古河庭園.jpg

大正時代に旧古河財閥の邸宅として建てられたもので、洋館と共に日本庭園と西洋庭園がそれぞれに整備されており、特に年間を通してバラの名所としても有名です。現在は都が管理しており、入場料は一般¥150、65歳以上は¥70と庶民的な料金(洋館は別に¥800)ですが、見どころは豊富で庭園だけでも十分満足できます。

さらに本郷通りを上ると、庚申塚を過ぎて右に小高い「飛鳥山公園」が見えてきます。江戸時代に徳川吉宗が整備、1300本もの桜(ソメイヨシノ)を植林して以来、都内でも有数の桜の名所となっています。

公園横には都内で唯一残る路面電車(都電・現在名は“東京さくらトラム”)が走り、公園の麓と山頂を結ぶカタツムリ型のスロープカー(飛鳥山公園モノレール)が整備されて家族連れで年間賑わっております。サザエさんの映像では“さくらトラム”としかテロップされませんが、右の路面電車がさくらトラムで、左上のスロープ・カーがモノレールです。

s-『サザエさん』東京さくらトラムとアスカルゴ.jpg

オープニング・タイトルでひとつだけ知らないものがありました。“鴨台さざえ堂”です。気になって調べてみると本郷通りから少しばかりはずれた西巣鴨の大正大学構内に建てられたお堂でした。大正大学そのものは知っていますが中に入ったことは無くてその存在を知りませんでした。屋根の形がサザエの殻に似ているために付けられたそうで正式には“鴨台さざえ堂(おうだいさざえどう)”と言うそうです。後方が大学のキャンパスです。

s-『サザエさん』鴨台さざえ堂(大正大学構内).jpg

半世紀以上前に遊んだ楽しい記憶と共に、新しい事象も知ることができました。外出自粛要請もなかなか捨てたものではありませんね。まだまだあと半月は続きます、今度は何を勉強しようかしら…?その前にもう一度「サザエさん」の番組を見てみます!!

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