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私のお気に入り [コンサート]

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「My Favourite Things」(私のお気に入り)、ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』のナンバーで悲しい時やつらい時には自分の好きなものを思い出せば、そのつらさを忘れて幸せになれる…、と歌われます。

新型コロナウイルス対策で4月7日に緊急事態宣言が発令されて6週間が経ちました。解除の宣言が見えない東京都民にとってはじィ~ッと我慢で外出自粛の生活が続いております。図書館にも、映画館にも、美術館にも行けないつらさを、「私のお気に入り」を見つけることで発散しております。

幼いころから音楽が大好きで少年期からクラシックのLPレコードを買い集めておりました。そんな子供時代のお気に入りを見つけました。ピエール・モントゥー指揮のアルバムです。昭和38年(1963年)発売が明記されていますので、私が12歳中学1年生で買ったものです。

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当時はピエール・モントゥーやシャルル・ミンシュなどが健在で大活躍をしていた時代です。12歳の少年は名曲集めに奔走していたのでしょうね。シューベルトの“未完成”はアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団、“白鳥の湖”はロンドン交響楽団の演奏です。(モントゥーは64年7月に89歳で死去、晩年の録音です)静謐で端正な演奏はモントゥーの人柄でしょうか。

当時のLPレコードには解説と共にスコアが付属されていることが多くありました。懐かしい~、です。

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私の中学高校時代はカラヤンとバーンステイン、ふたりのマエストロが大スターでした。バーンステインのレコードで一番のお気に入りがモントゥーのアルバムと並んでおりました。66年15歳の高校1年生で購入したガーシュインとグローフェの誰もが知っている名曲集です。“ラプソディー・イン・ブルー”、“パリのアメリカ人”、“組曲 グランド・キャニオンより4曲”が収められており、これこそアメリカだと感じさせる明るくダイナミックな演奏です。ピアノは当然バーンステインです。

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あらためて聴くと音楽ってなんて素晴らしいんだと感じます。10代の少年はどんな気持ちで聴いていたのでしょうか? 訊ねてみたいものです。

まだまだ続く東京都の「STAY HOME」要請、音楽の力で乗り切る勇気が湧いてきました…!

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