オープンハウス サントリーホールで遊ぼう! [コンサート]
4月2日、東京の桜は満開となりました。写真は港区赤坂の“桜坂”で撮影しました。右側の建物が“ANAインターコンチネンタルホテル東京”で、その後ろ側に“サントリーホール”があります。
この日は年に一度、ホールが無料開放されて多くのイヴェントが開催されます。
コンサートあり、館内のガイド・ツアーあり、ステージに上がったり、オーケストラの指揮が出来たりと、おとなもこどもも楽しめるいち日です。まずはガイド・ツアーに参加しました。クラシックのコンサートで何回も来ているものの、館内の随所には『へぇ~、知らなかった…!』事ばかりでした。ステージ後ろの客席のPブロックのPはイタリア語で指揮者の頭文字だったり、ロビー天井のシャンデリアはスワロフスキー社のガラス工芸品だったり、ホール内のシャンデリアはワイン畑のぶどうとぶどうの葉がデザインされていたり、ブルー・ローズ(小ホール)入り口ドアの上部にその名の通りに青いバラの工芸品が一輪飾られていたり、ガイドさんの説明には驚くやら納得するやら、かなりの勉強になりました。サントリーホールを訪れる楽しみが増えた思いです。
ステージに上がり、客席を眺めました。これは素晴らしい体験でした。
1階の廊下にはサントリー・ホールに登場した多彩なアーティストの直筆のサインが展示されておりました。写真はヘルベルト・フォン・カラヤン氏のものです。カラヤン氏はこのサントリー・ホールの企画段階から関わったことでも有名です。
ほかには、ワレリー・ゲルギエフ、マルタ・アルゲリッチ、ロリン・マゼール、クラウディオ・アバド、クリスティアン・ツィメルマン、フジコ・へミング、サイモン・ラトル、ダニエル・バレンボイム、ホセ・カレーラス、小林研一郎、熊川哲也、小澤征爾など、そうそうたる名前が連なります。中には中村勘三郎のサインがありました。クラシックやバレエはわかりますが、なぜ歌舞伎役者が?…。そんな疑問よりもこれだけのサインが残されていることに感服してしまいました。サントリー・ホールはことしは開館30周年を迎え、成熟したおとなのホールなのです。
4月3日の朝日新聞記事です。家族連れを含めて老若男女13,000人が楽しんだとあります。混雑していた事は実感できましたが13,000人とは…!!! その内のふたりが私たち夫婦です。さぁ次はゆっくりと落ち着いてコンサートを楽しみにいきましょう。何を聴きに行こうかな?…
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