『THE RINGS 指輪』展 国立西洋美術館 [世界の美術館&博物館]
爽やかな秋晴れとなった9月2日、上野・国立西洋美術館で開催中の『THE RING 指輪』展を観てきました。サブ・タイトルに“神々の時代から現代まで ~ 時を越える輝き”とあるように、古代エジプト時代、神としての指輪から現代の装飾品としての指輪まで、約300点が鑑賞できます。私にとっては単なる装飾品としか思えない指輪が、時代と共に大きな変動をしてきた事が理解できます。
それでも私が一番興味を持ったのはやはり現代、シャネルなど19世紀から20世紀にかけてのファッションと共に制作された指輪の数々です。神戸ファッション美術館の協力で、現存する当時の衣装そのものと同時に鑑賞できる仕組みになっておりました。当時のモノクロ写真や映画の中でしかお目にかかれないドレスが目の前に展開しているのです。上野の国立西洋美術館で西洋のファッションの遍歴が勉強できるとは思いもよりませんでした。キュレーターの若さと頭の柔らかさに感謝です。
次の写真は美術館の中庭、ロダンの『考える人』像からみた美術館の建物です。
芸術の秋、“芸術”など理解できない私ですが、興味のあるものにはこれからもどんどん接していくつもりです。なんせ、ミーハーですから…
2014-09-09 05:00
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