『超写実絵画の襲来 ホキ美術館所蔵』特別展・Bunkamura ザ・ミュージアム [世界の美術館&博物館]
6月29日梅雨の晴れ間となった渋谷に出かけました。
目的はBunkamura ザ・ミュージアムで開催された『超写実絵画の襲来 ホキ美術館所蔵』特別展です。
コロナのために展覧会そのものは中止となりましたが、営業自粛制限が緩められあらためて“特別展”として公開されました。
かなり以前から“ホキ美術館”には訪問を希望しておりましたが、千葉県の山間部に位置するため延び延びになっておりました。加えて昨年10月の台風19号で被害を被り、全館補修のための休業がまだ続いており、再開がされておりません。そんな中でBunkamura ザ・ミュージアムで一部ですが公開されると聞き喜んでいたところ、コロナ騒ぎで中止となりガッカリしてしまいました。
コロナが少し落ち着き、短い期間ですが新企画の特別展としてよみがえり、ようやく最終日に飛んでいきました。
噂通りと言うか、期待以上の作品の出来栄えに驚くやら、嬉しいやら…、ビックリすると人間は思わず笑ってしまうことを実感した展覧会です。これまでに西洋の写実絵画の傑作は数多く目にしておりますが、今回は純国産で、それぞれの画家の人格なども作品から感じられます。
本家の“ホキ美術館”が再開されたら必ず出かけます。時間をかけてわが身を写実絵画の中に置き、笑いを越えたさらなる感動を体感したいです。
子供向けの解説書が良く出来ているので残しておきます。
生島 浩氏の作品『5:55』です。モデルさんとの契約は6:00までで、画面右上の時計にチラリと目をやり、時間を確認した表情だそうです。実物の絵画でははっきりと表情が見て取れて、納得しながらもやはり笑ってしまいます。隣のおじさんは見終わって、“もう、帰るのかぁ~”と残念そうです…。
2020-07-07 05:00
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