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『水を描く -広重の雨、玉堂の清流、土牛のうずしおー』展・山種美術館 [世界の美術館&博物館]

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山種美術館で『水を描く -広重の雨、玉堂の清流、土牛のうずしおー』展を観てきました。(9月6日)

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盛夏、美術館で納涼を楽しもうと考えていましたが、連日の猛暑で外出を控えていたら開催最終日になってしまいました。

連日のように台風が発生しては日本列島に上陸、迷走しながらの進路もあり、秋雨前線や地震も加わって列島が大雨の被害に苦しめられた夏でもありました。そんな中で空調の行き届いた美術館で、“水”に関する絵画をのんびりと鑑賞していて良いのか、少しばかりの後ろめたさも感じておりました。

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訪れて良かったです。雨も、川も、海も、滝も、元はと言えばすべて水です。画家たちは己の持つ技巧を駆使しつつ繊細な感性の中で多彩な顔を持つ“水”を見事に表現しているのです。見慣れた広重の浮世絵に改めて感心しながら現代の千住博の描く滝に圧倒され、小林古径の日本の美にウットリするほどでした。横山大観、川合玉堂、奥村土牛、東山魁夷、平山郁夫らの作品が一堂に観覧できるのです。こんな喜びはほかにはありません。

同時に“山種美術館”がどれほどの作品を所蔵しているのか想像を絶してしまいます。どのようにして保管&管理しているのか知りたいほどです。かなり広い収納スペースが必要なことくらいしか素人にはわかりません…

『山種美術館』山種コレクション.jpg

『水を描く』展・山種美術館 床面.jpg

入館記念の足跡です…


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