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映画『オリエント急行殺人事件』 [お気に入りの映画]

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映画『オリエント急行殺人事件』を観てきました。(17年12月11日 TOHOシネマズ日本橋・スクリーン8、TCX)

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実に面白い!!… 1974年に制作されたシドニー・ルメット監督版は日比谷・有楽座で見ました。当時望みえる豪華キャストで、アルバート・フィニーのポアロ役にはまってしまいました。40余年を経て、今回のケネス・ブラナー版はさらに上を行く面白さです。まずは原作にないシーンから始まりびっくりさせられます。エルサレムの“嘆きの壁”、政治や宗教が微妙に絡む土地でのポアロの活躍が冒頭に描かれます。米国大使館移設などで世界中が注目している現在ですが、脚本の完成や実際の撮影などは相当前のはずです。ケネス・ブラナーに先見の眼があったのでしょうか、感心させられてしまいます。さらに、オリエント急行の列車その物、当然セットでしょうが走る列車の車内・車外が実に良く撮られています。走る列車内の事件ですから当然でしょうが、見事!です。ポアロ役のケネス・ブラナーを始めとするキャストの面々ははまりすぎで、原作にない登場人物まで謎解きに一役買って作品を盛り上げております。

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大人の映画です。昨今の邦画は、女子高生や若い人たちが活躍する話などが多くて、我々年配者がじっくり楽しめる作品が少なくなっています。今回の様な作品に接すると、映画の面白さを堪能しつつ映画を見る喜びをあらためて思い知らされます。娯楽としての映画に乾杯! さて次は何を見ましょうか…?


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