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歌奴と痴楽 昭和の懐かしい落語 [演劇・舞台]

先日落語家の三遊亭圓歌さんの訃報に接して、圓歌さんがまだ歌奴を名乗っていた時代に大ヒットした名作落語“授業中”と“中沢家の人々”が無性に聴きたくなり区の図書館にCDを借りに行きました。“授業中”はありましたが残念ながら“中沢家の人々”はありませんでした。その代わりに柳亭痴楽さんの“痴楽つづり方狂室”を見つけて両方ともに借りてきました。

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もう大昔、私が子供の頃に聴いていた落語の数々です。録音が1966年ですから私はまだ中学生です。ラジオが真空管からトランジスタに代わっていった頃で、東京オリンピックが終わりビートルズが来日すると騒いでいた時代です。懐かしすぎて言葉がありません。


すべてがスタジオ録音ですので、客席の反応や笑い声などは当然ながら入っておりません。現代からすると盛り上がりに欠けますが当時はそれで十分だったのでしょうね。それでも面白いのです、聞きながらついつい笑い声を上げてしまいます。これこそが話芸なのです!

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お二人ともに次の世界へと旅立たれてしまいましたが、このような素晴らしい録音が遺されていることに感謝です。


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引っ越し先でもお二人はきっと笑いを振りまいていることでしょうね。私はもうしばらくこれらのCDから元気を貰うつもりです。50年経った今でも元気なお二人が聴けるのですから、もうしばらくは引っ越しを見合わせてください…。

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