『ZED(ゼッド)』 シルク・ドゥ・ソレイユ [ディズニー]
人間って凄い!… 東京ディズニー・リゾートで、テーマ・パーク以外のもうひとつの楽しみであるシルク・ドゥ・ソレイユの『ZED(ゼッド)』を鑑賞してきました。(6月20日・13時開演)
<ZED:パンフレット表紙>
“人間って凄い!…”、このひと言に集約されます。 90分ノンストップで驚異の人間業を披露してくれます。人間、やれば出来るのです。やろうとすれば何でも出来るのです。みんなやろうとしないだけなのです。こんなことを考えてしまいましたが、日頃の訓練、鍛錬がきっともの凄~く大変なのでしょうね。もちろんその人の素質もあるとおもいます。 登場人物すべてが神業と思えるほどのパフォーマーです!
生のサーカスに接するのは何年ぶりでしょうか? 何十年ぶりかもしれません。子供時代に『木下 大サーカス』やモスクワの『ボリショイ・サーカス』などに興奮した記憶が残っております。
<ボリショイ・サーカス:パンフレット表紙、右下に1966年とある>
そのあとは、93年5月に訪れた上海で『雑技団』の公演を見た限りですから、それからでも20年近い年月が経っているわけです。その間にサーカスは考えられないほどの進化を遂げておりました。 個々の単なる芸の披露でなはくて、中心となるコンセプトに沿って演出され、衣装やメイク、音楽に装置に至るまでトータルの芸術の域にまで達しております。 考えると、サーカスと言うことば自体が死語となっている気がします。 今の時代、“サーカスを見に行く…”、などと言いませんよね。
シルク・ドゥ・ソレイユの世界に気持ちいいほどどっぷりと浸かってしまいました。 『ZED(ゼッド)』には芸をするゾウやライオンなどいわゆる動物は登場しません。生身の人間が究極の芸を見せてくれます。昔のサーカスにあった綱渡りや空中ブランコも披露されますが、当時とは比べ物にならないほどレベル・アップされており、目を見張るばかりです。 なんと言っても生身の人間の鍛え、訓練されたアクロバット芸には驚愕と感嘆でことばも出ないほどです。“人間って凄い!…” 世界各地から集まったトップ・パフォーマーの皆様、怪我をされないようこれからも頑張ってください。 私たち年配の夫婦までも夢をいただいてしまいました。ありがとうございました。
ちなみに今回私たちが利用したスペシャル・チケットは、10,500円でZED+15時以降のテーマ・パークが楽しめるものでした。ZEDのレギュラー席が9,500円ですからパーク代がたった1,000円となる計算です。この日パークの営業は22時までなので、7時間は遊べるわけです。 このほかにも、夏休みの特別割引やディズニー・ホテルとのセットなど、お得な料金が多数設定されております。ZEDの劇場窓口での販売はありませんので、事前にオフィシャル・サイトかディズニー・チケット・センターでの購入となります。ぜひぜひ、夏休みに親子でZEDの興奮を味わってください。素晴らしい感動が心に残ることでしょう…
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