『奥田元宗と日展の巨匠』展・山種美術館 [世界の美術館&博物館]
連日35℃越えの猛暑が続く中、日本画の名品で涼を楽しんできました。(7月2日・広尾 山種美術館)
会期の終了が迫るので慌てて訪れたのが本音ですが、汗をかきかき訪問した価値はありました。
生誕110年を迎えた奥田元宗を始めとして、同時代の福田平八郎、川合玉堂、東山魁夷、山口蓬春などなど、日本画壇のリーダーたちの作品が一堂に会しているのです!
満足しないわけがありません。
特に目を見張るのが今回の目玉作品である元宗の代表作 ≪ 奥入瀬 ≫ の「秋」と「春」です。
両作品ともに、横幅・高さそれぞれが一間位の大きさの三面から成る大作です。寸法は見た感じのおおよそですが、三面セットで一作品なので全体を見るとその大きさに驚かされてしまいます。
さらには展示のために額装されて(アルミ製?)おり、水平・垂直を保つ展示は至難の業とおもわれます。
(会期終了時に額装からばらして収蔵・保管作業にも相当な神経を使うことでしょうね、頭が下がります)
迫力ある大画面の作品が同時に鑑賞出来て大喜びです!
今後も同時に鑑賞できる機会はあるのでしょうか? 得した気分です。
美術館の玄関わきには、昨年11月に京都から移植された「醍醐の桜」が大きく成長していました。
3月には桜も開花して、館内の展示作品同様に来館者を楽しまさせてくれます、今後も楽しみです…!
2022-07-12 05:00
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