『スコットランド国立美術館 美の巨匠たち』展・東京都美術館 [世界の美術館&博物館]
関東地方は今年記録的な早さで梅雨明けとなり、すぐさま異常なほどの猛暑となりました。
35℃を越す猛暑の初日となった6月25日に上野公園の東京都美術館を訪れました。
土曜日とあって多くの人出があり、35℃を越す中でも皆さん律儀にマスクを着用しております。が、やはり木陰に集まってしまいます、当然ですよね。
そんな中で鑑賞したのが『スコットランド国立美術館展』です。
夫婦ふたりの鑑賞ですが招待券が一枚あり、もう一枚はネットでシニア料金券を購入して、同時に日時指定予約をします。
コロナ禍ですでにこの方法は通常のものとなっております。
久々に接する西洋画展です。ワクワクしてしまいます。
スコットランド国立美術館の収蔵作品に接するのは初めてです。
これまでにパリ、ウィーン、ロンドン、ニューヨーク各都市の美術館でそれぞれの財産とも言える名画を鑑賞しましたが、それらと同等、あるいはそれ以上の名作品揃いで驚かされました。
ルネッサンスからバロックを経て、さらには現代に至るまでの作品群です。
キャッチコピーにあるように「美術史に輝く、巨匠たち(ザ・グレイツ)の競演。」正にその通りで久々の西洋画に大興奮、大満足してしまいました。
エピローグとして展示されていたアメリカの風景画家フレデリック・エドウィン・チャーチの大作「アメリカ側から見たナイアガラの滝」がフォトスポットとして登場しておりました。
実物大でこの大きさです。注目すべきは指さす先に木製の展望台があり、ふたりの人物が滝の流れを見ております。
雄大な滝の流れと光り輝く虹模様、緻密に描かれた岩肌と木々の数々、そして滝の大きさが実感できる小さな展望台、東京の猛暑を忘れさせてくれた大作でした…
2022-07-05 05:00
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