『たかがハワイ、されどハワイ』初ハワイから90年代前半のハワイ旅 [海外旅行]
年に一度、夫婦ふたりのハワイ旅行を楽しみに生活をしております。
昨年(2020年)は9月に行く予定で早々と2月にエアラインとホテルを予約しましたが、7月末には飛行機の運休、8月に入るとホテルから休業、との連絡が入り断念!
今年(2021年)に期待を掛けましたがいまだにコロナの終息は見えず、今年もおそらくだめでしょうね。私たちには陰性証明書もワクチン接種証明書もありませんから…。
たかがハワイですが、されどハワイです。89年の我が家の初ハワイから2019年までに22回を数えます。家族の不幸などを除き、毎年のように旅行することが夫婦の楽しみになっております。
楽しかった思い出を辿って行きます、まずは初ハワイの89年です。
成田発夜10時ですがホノルルには出発日同日の朝(日本時間翌日早朝)に到着します。ツァーだとホテルのチャックインが出来る午後3時頃まで市内観光に連れ回されます。夜中のフライトで皆さん睡眠不足で冷房の効いたツアーバス車内はほとんどの方が眠りこけております。写真はツアー観光のひとつ、「パンチボールの丘」で墓所です。
チェックインを済ませば待ちに待った自由行動です。「キングス・ヴィレッジ」の儀衛兵の交代セレモニーで撮った記念写真です。
夕食はキングス・ヴィレッジ向いの「チャックス」でステーキをいただきました。写真のキングス・カットで約16ドル、30年前はこんなに安かったのですね。
値段で忘れられないのが「ペリーズ・スモーギー」のビュッフェです。ディナーでも当時約8ドルの安さです。味は値段に比例して大味のアメリカンですがアルコールは持ち込みOKなので、その後の旅行でも何回か利用しました。
このお店はかなり前に閉店して、2019年当時は平地になっていましたので今ごろはホテルなどが建っているかも知れません。
89年の初ハワイでハワイの魅力にとり付かれましたが、エコノミークラスの座席の窮屈さにうんざりして91年はJALのビジネスクラスを利用することにしました。しかもこの回から完全に個人旅行で、エアラインとホテルを直接予約しての旅です。
ホノルル空港で乗り換えてカウアイ島に向かいます。目的はエルヴィス・プレスリーの映画『ブルー・ハワイ』のロケ地巡りです。映画にも使われたホテル「ココ・パームス・リゾート」に宿泊して映画を振り返ります。今で言う聖地巡礼でしょうか。しかしこのホテルは翌92年夏のハリケーン・イニキで壊滅的な被害に遭い休業、その後再建されずに完全に無くなってしまいました。行っておいて良かったです。
オアフ島では「ダイアモンド・ヘッド」に登ったり「シー・ライフ・パーク」などを見学して楽しみました。
ワイキキの「達磨」で食事をしましたが、このお店もまだあるのでしょうか?
この91年のJALに対して良い思い出はありません。そのひどさに呆れてその後JALの利用を取りやめたほどです。以来、国内・海外を含めてJALには乗っておりません、乗る気がしないのです、今でも…。
当時ハワイにはまだANAが就航しておらず、ANAが飛ぶまでコンチネンタル・ミクロネシア航空を利用しました。
94年にはそのコンチ(現在はユナイテッドの傘下)のビジネス・ファースト・クラスを利用して、極上の空の旅を味わいました。
この年はワイキキ・ステイですが、日帰りで「マウイ島・ラハイナ」を散策しました。
オアフ島に戻り、太平洋戦争勃発の祈念艦がある「USS・アリゾナ・メモリアル」を訪問。
大流行となったアウトレットの「ワイケレ・ショッピング・センター」もまだグランド・オープン前でしたが、ザ・バス(市内バス)を乗り継いでその規模の大きさを実感してきました。
96年はコンチのエコノミー・クラス利用で、ワイキキは初めてシェラトン・プリンセス・カイウラニ・ホテルに宿泊しました。
ホテルはワイキキのど真ん中に位置しておりどこに行くにも便利です。
オアフ島には豊富なバスルートがありますので、ザ・バスが4日間利用できる「バス・パス」を購入して動き回りました。このパスは大変便利で近場のABCストアで購入できます。(現在は廃止されて、一往復分の料金でワンデイ・パスをバスの運転手から購入します)
「ビショップ・ミュージアム」や「アロハ・タワー」など定番観光地巡りです。
現在アロハタワーではレストランは残っておりますが、マーケットプレイスのショップは無くなり、大学のキャンパスとなっております。時計台のアロハタワーは従来通り登頂見学は可能です。
夜は、ビーチウォークの「にゅう・とうきょう・れすとらん」でちゃんこ鍋をいただきました。
ポン酢がなくて四つ切にした大量のレモンが提供されたことが記憶に残っております。
残念ながらこのお店もかなり前に閉店となり、現在は跡形もありません。
Tシャツと短パンなどの普段着で構わず、食べ物にも苦労せず、暖かい気候と自然に囲まれてのんびり過ごせるのがハワイです。
サラリーマン生活の中でハワイで鋭気と気力を養うことが習慣となっていきました。
たかがハワイ、されどハワイです…
<90年代後半へ続く>
2021-03-09 05:00
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