古稀と『わが夢の街、ウィーン』 [海外旅行]
年明け早々、2月になると70歳を迎えます。古稀と呼ばれる高齢者に堂々となるのです。自分では考えられません、70歳だなんて…!
自分へのお祝い、ご褒美として海外旅行を企画しました。行き先は『わが夢の街、ウィーン』です。小さい時からウィーンに憧れて、大好きで、23年前に夫婦ふたりで初めてのヨーロッパとして旅をしております。
今回の企画は、70を超えると片道12時間を超すフライトは容易に出来なくなると考えて、長時間のフライト最後の旅として考えたものです。フロリダ・オーランドのディズニー・ワールドへ4回目のチャレンジや、美術館を巡るローマかフィレンツェへの初旅も候補に挙がりましたが、一度訪れて勝手がわかる地でもう一度のんびりとウィーンを味わいたい思いに駆られました。
旅の準備として少ない年金の中から月々2万円を積み立てることを2017年正月から始めました。4年間で100万円を積み立てる計画です。
順調に積み立てられましたが、コロナのおかげで飛行機は飛ばず、ヨーロッパ各国は都市封鎖が続いております。温かくなり花が咲きそろう4月か5月に訪問したかったのですが予約すらできません。
残念で堪りませんが前回1997年の旅を振り返り、思い出に浸りながら楽しむことにしました。
当時の写真アルバムからいくつか紹介します。まずは、≪はじめに≫と題された序文とアルバム表紙です。
続いて、いまでは珍しいIATAの航空券です。この時代はまだ、帰国便の72時間前までに予約確認をする必要がありました。今となっては何と懐かしいことか…
当時、ウィーンへは全日空とオーストリア航空のコードシェア便で、ウィーン経由パリ行きが飛んでおりました。
まだEU共通通貨のユーロが導入される前で、通貨はまだオーストリア・シリングでした。今となってはただの紙になってしまいましたが思い出のお金です。
最後に、ウィーン市立公園内のヨハン・シュトラウス像です。私たちが訪れた時は金ピカでしたが、少し前に知り合いの友人が訪れたときは真っ黒だったそうで、いまでもその理由は知りません。
アルバムをめくるだけで数えきれないほどの記憶が蘇ります。美術館に目覚めさせてくれたウィーン美術史美術館、“トリスタンとイゾルデ”が上演されたウィーン国立歌劇場、ホイリゲに行きながら歩いたベートーヴェンの小路、シェーンブルン宮殿に高校時代のペンパルの家が近くにあるベルベデーレ宮殿、ランチに良く通った海鮮の旨い“ノルトゼー”などなど、思い出すときりがありません。
コロナが収束して、これまでのように海外が自由に行き来できるのはいつになるのでしょうか。古稀を過ぎても長時間のフライトに耐えられる体力を維持せねばなりません。それには日々の健康が欠かせないでしょうね…
2020-12-01 05:00
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