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『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展』国立西洋美術館 [世界の美術館&博物館]

2004年4月に夫婦ふたりでロンドンを旅しました。5泊7日の日程で、昼間は『大英博物館』『ロンドン・ナショナル・ギャラリー』『マダム・タッソーろう人形館』などの美術館を巡り、夜は『マンマ・ミーア』『チキ・チキ・バンバン』『レ・ミゼラブル』などロンドン産のミュージカルを楽しむ旅でした。

それから16年、『ロンドン・ナショナル・ギャラリー』の名品61点が来日公開されると知り、大喜びをして絶対に見に行くと決めていましたが、開幕直前にコロナの影響で美術館そのものが閉館されてしまいました。コロナの収束がわからずにその後の開館予定もわからない中、しばらくして会期変更が発表されました。現地美術館と大掛かりな協議が行われたものと思われます、長期間に渡り日本に留め置かれて返還の時期もわからない状態でしたから…。会期の変更決定までには多くの関係者の方々のご苦労があったことと思われます。感謝の言葉しかありません。

東京での延期された公開期日の終了が迫る10月8日、あいにくの雨模様ですが会場の国立西洋美術館へ出かけました。(写真は向いの東京文化会館から撮影)

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当初は3月3日から6月14日までの会期でしたが、丸々3ヶ月以上遅れての開催です。

s-『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展』国立西洋美術館 会期変更.jpg

s-『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展』国立西洋美術館入口.jpg

コロナ対策のためにチケットはオンラインのみの発売で、しかも日時指定で入場時間が制限されております。

s-『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展』国立西洋美術館 チケット.jpg

入場者数が制限されているために混雑は無くて、ゆっくり鑑賞できます。

メイン・エントランスの装飾には驚かされました。ロンドンの雰囲気です。

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来日した61点すべてが名画です。教科書や美術書に掲載されている作品ばかりです。

私たちにとっては、16年前の現地ロンドンで鑑賞した記憶が蘇ります。

年齢が重なり、見る眼も変わり、見かたも変わり、一味違う感激に浸されました。

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海外の大きな美術館では途中、ティー・タイムの休憩を含めて4時間の鑑賞が精一杯です。それ以上は疲れて何を見ているのかわからなくなります。

ナショナル・ギャラリーでもそうでした。疲れたからもう帰ろうと出口に向かったところ、最後の最後、出口直前の壁面に展示されていたのがゴッホの“ひまわり”で、疲れも忘れて見入っていたことが思い出されました。

今回の西美でも会場の最終壁面で“ひまわり”が光り輝いており、ロンドンと同じ演出で感激してしまいました。

映画館やお芝居の舞台そして美術館など大好きで、今では生活の一部となっております。少しづつですが制限が緩和されてきましたが、オンラインの日時指定など煩わしい手続きをしなくてもいつでも気楽にふらっと行きたいものです。まだまだ時間がかかりそうですが、首を長ぁ~くしてまっています。年寄りの楽しみなので…

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